投稿者:デンキ

 

ここでは、DIYで和室の襖(ふすま)を取り替える方法(新調)を紹介します。

 
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DIYで和室の襖(ふすま)を取り替える

 

 

では、DIYで和室の襖(ふすま)を取り替える(新調)。

 

必要な道具

 

必要な道具としては、

が必要になる。

 

襖(ふすま)

ふすまは、楽天市場のFusuma宅配サービス(ふすま宅配サービス)で見つけたものにした。

自宅の襖(ふすま)の枠部分がネズミにかじられていたので、新しい襖(ふすま)と替えた方が良いだろうと思ったからである。

 

 

 

襖(ふすま)をFusuma宅配サービスで注文

 

Fusuma宅配サービスで建具を注文する場合には、

①ふすま紙の選択

②枠(ふち)の選択

③引手の選択

④間取りタイプの選択

⑤ミゾのサイズ(9㎜・12㎜)確認

⑥ふすま・障子のサイズ(寸法)確認

などを自分で選択、確認する必要がある。

 

Fusuma宅配サービス(ふすま出入口タイプ 木目調)のサイトに進もう。

下記のリンクから進める。

 

襖(ふすま) 間仕切り 和室出入口 ふすま 山水500シリーズ 襖 高さ:601~1820mm

 

 

①ふすま紙の選択

ふすま紙は、「ブラウン木目調(No,563)」にした。

木目調ふすま紙の種類は、6種類あるので好きなものを選べば良い。

 

 

②枠(ふち)の選択

枠(ふち)は、「木目調」にした。

 

 

③引手の選択

引手は、「ヘアライン」にした。

他にも色々とあるので好きなものを選べば良い。

 

 

④間取りタイプの選択

間取りは、「こちらで各種「間取りタイプ」が確認できます。」のページ(サイト)で自宅の間取りタイプを確認すれば良い。

 

 

ちなみに、下記のタイプだと2枚立ての「Mタイプ」になる。

 

 

⑤ミゾのサイズ(9㎜・12㎜)確認

 

 

ミゾのサイズ確認は、ミゾのサイズによって建具の厚みが変わるので大事なポイントである。

自宅の鴨居のミゾを測ってみると、9㎜だったので「細ふちタイプ」になる。

 

ちなみに、12㎜だった場合には、太ふちタイプとなり下記のページ(太ふちタイプ商品ページ)に移動しなければならない。

 

和室出入口 間仕切 ふすま 襖 山水500シリーズ 高さ:601〜1820mm 太ふちタイプミゾサイズ12mm

 

 

敷居の溝の幅は、21㎜だった。

 

⑥ふすま・障子のサイズ(寸法)確認

 

襖(ふすま)の寸法は、ふすまが現存すれば簡単に確認できる。

 

デンキさん

ふすまが現在ない場合には、Fusuma宅配サービスのサイトの方で寸法の測り方を確認してください。➡https://www.rakuten.ne.jp/gold/fusuma123/sunpou-torikata-new.html

 

ふすまがある方は、ふすまを外そう。

この時、ふすまが簡単に外れたか、外れなかったのかも確認しておく必要がある。

 

私の自宅のふすまは、簡単に外れた。

 

 

では、ふすまを外したら、幅と高さをメジャーで測る。

ふすまが2枚の場合には、2枚とも測っておくと良い。

 

ちなみに、自宅が古く敷居・鴨居の歪みや沈みが心配な場合だと、ふすまがない場合の寸法の測り片で測った方が良いとのこと。

 

ふすまがない場合の寸法の測り片

 

 

そして、最終的には鴨居の溝の隙間が6㎜前後になるようにふすまの寸法(高さ)を調整すれば良い、と思う。

 

あと、ふすまの幅が「920mm以上」の幅広タイプだと追加料金(高さ:601~1910mm +5,000)が発生する。

 

注文

①~⑥などを自分で選択、確認し終えたら注文を行おう。

 

 

Fusuma宅配サービス(ふすま出入口タイプ 木目調)のサイトの下記にスクロールすると、上記のような画面があるので、そこの「木目紙No,」「枠の種類」「引手」「間取りタイプ」「ご注文数」に入力し、「ご購入手続きへ」のボタンをクリックする。

 

 

最後に、⑥ふすま・障子のサイズ(寸法)を「注文確認画面」にある寸法(サイズ)の書込み欄に記入すればOKだ(和室出入口ふすまの場合、和室出入口ふすま寸法の欄に記入しよう)。

 

これで、新しい襖(ふすま)の注文ができた。

 

襖(ふすま)を取り付ける

 

新調したふすまが届いたら、さっそく取り付けよう。

 

 

新調したふすまが届いた。

 

 

カッターナイフを使って、開けた。

中は、ビニールで覆われている。

 

 

ビニールを剥がした。

 

 

 

建具の下部には、アジャスターが付いている。

ローラーはないタイプだ。

 

 

 

ふすまを取り付ける際は、ふすまを持ち上げて鴨居の溝に差し込み、差し込んだままスライドさせて、敷居の溝にセットする(シールが貼ってある方が、和室側にくるようにする)。

 

 

敷居の溝にしっかりとはまっている。

 

 

鴨居の溝にしっかりとはまっている。

 

 

もう一枚のふすまも取り付けると、こんな感じになる。

 

襖(ふすま)の調整

 

ふすまを取り付けたら、最後に調整を行う(ふすまがしっかりと合えば、調整する必要はない)。

 

 

 

ふすまのアジャスターを上げ下げして調整した。

 

 

ピッタリだ。

 

 

これで調整は完了で、ふすまの取り替えも完了である。

以上で、DIYで和室の襖(ふすま)を取り替える方法(新調)の解説は終了します。

 

 

 

必要な道具に戻る

 

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ここでは、DIYで和室の襖(ふすま)を片引き戸に交換する方法を紹介します。

 
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DIYで和室の襖(ふすま)を片引き戸に交換する

 

 

では、DIYで和室の襖(ふすま)を片引き戸に交換する。

 

必要な道具

 

必要な道具としては、

が必要になる。

 

片引き戸

片引き戸は、楽天市場のFusuma宅配サービス(ふすま宅配サービス)で見つけたものにした。

襖(ふすま)を片引き戸に交換するなら、ネットで頼んで自分で交換しなくてもよさそうだが、田舎だと建具屋がほとんど廃業状態だったりして、頼むところがなかったりする。

 

なので、今回は楽天市場のFusuma宅配サービスで片引き戸を選んで注文した(オーダー商品)。

 

 

 

片引き戸をFusuma宅配サービスで注文

 

Fusuma宅配サービスで建具を注文する場合には、

①建具カラーの選択

②間取りタイプの選択

③取手の選択

④ミゾのサイズ(9㎜・12㎜・15㎜)確認

⑤ふすま・障子のサイズ(寸法)確認

などを自分で選択、確認する必要がある。

 

Fusuma宅配サービス(片引き戸)のサイトに進もう。

下記のリンクから進める。

 

洋室建具 和室出入口 ふすまの用のミゾにも! フラットタイプ ドア リフォーム ...

 

 

①建具カラーの選択

建具のカラーは、「PG-9006」にした。

好みのカラーを選べばよい。

 

 

②間取りタイプの選択

間取りは、「お部屋出入口の間取りタイプが確認できます。」のページで自宅の間取りタイプを確認すれば良い。

私の自宅のふすまは、「Fタイプ」だった。

 

 

③取手の選択

取手は、「ヘアライン」にした。

他にも色々とあるので好きなものを選べば良い。

 

 

④ミゾのサイズ(9㎜・12㎜・15㎜)確認

 

 

ミゾのサイズ確認は、ミゾのサイズによって建具の厚みが変わるので大事なポイントである。

片引き戸なので鴨居のミゾはないが、端にさしがねを当ててみると、17㎜くらいあるので、「15㎜タイプ(L型タイプ)」で良さそうだ。

 

建具の厚みは和室側に寄せる。

 

 

敷居の溝の幅は、21㎜だった。

 

⑤ふすま・障子のサイズ(寸法)確認

 

襖(ふすま)の寸法は、ふすまが現存すれば簡単に確認できる。

 

デンキさん

ふすまが現在ない場合には、Fusuma宅配サービスのサイトの方で寸法の測り方を確認してください。➡https://www.rakuten.ne.jp/gold/fusuma123/sunpou-torikata-new.html

 

ふすまがある方は、ふすまを外そう。

この時、ふすまが簡単に外れたか、外れなかったのかも確認しておく必要がある。

 

私の自宅のふすまは、簡単に外れた。

 

 

で、ふすまを外したら、幅と高さをメジャーで測る。

 

 

幅を測った。

 

 

高さを測った。

 

で、寸法を測り終えたら、紙などに一旦書いておく。

あとは、ネットで注文する際に「注文確認画面」にある寸法(サイズ)の書込み欄に今測った寸法を書き込めば、OKだ。

 

 

和室出入口ふすまの場合、和室出入口ふすま寸法の欄に記入する。

 

注文

 

Fusuma宅配サービス(片引き戸)のサイトの下記にスクロールすると、上記のような画面があるので、そこの「1,2,3,4,」と「ご注文数」に入力し、「ご購入手続きへ」のボタンを押す。

 

 

最後に、⑤ふすま・障子のサイズ(寸法)を「注文確認画面」にある寸法(サイズ)の書込み欄に記入すれば完了だ(和室出入口ふすまの場合、和室出入口ふすま寸法の欄に記入する)。

これで、片引き戸を注文することができる。

 

片引き戸が実際に届くまで数週間くらいかかると思う。

 

片引き戸を取り付ける

 

片引き戸が届いたら、さっそく襖と取り替える。

 

 

ふすまが届いた。

 

 

開けてみる。

中は、ビニールで覆われている。

 

 

ビニールを剥がした。

 

 

 

建具の下部には、アジャスターが付いている。

ローラーはないタイプである。

 

 

建具と一緒に入っていた敷居スベリ(プレゼント品)を、建具を取り付ける場所の敷居に貼る。

詳しくは下記のページを参照。

 

敷居スベリを貼る

 

 

敷居スベリを貼り終わった。

 

 

 

敷居スベリを貼ったら、建具を取り付ける。

建具はシール(左上)が貼ってある方が和室側にくるようにする。

建具は一旦、上の鴨居の溝に差し込んでそのままスライドさせて下の敷居の溝(敷居スベリ)に差し込んでいく。

 

 

敷居の溝にしっかりとはまった。

 

 

鴨居の溝にもしっかりとはまっている。

 

 

これで、片引き戸の取付けは完成だ。

 

片引き戸の調整

 

最後は、片引き戸の調整だ(建具がしっかりと合えば、調整する必要はない)。

 

 

 

私の自宅の場合には片引き戸を閉めた際、左下に隙間があったので左下のアジャスターを上げた。

 

 

アジャスターを上げたことで、建具がきつくなった。

ので、建具の上部をノコギリでカットしたり、ノミで削ったりして調整した。

 

 

調整中。

 

 

調整終わり。

 

 

建具を取り付けるとこんな感じになる。

カットしたり削った部分が若干目立つ、何か塗ったら綺麗になりそうだ。

 

 

 

片引き戸を閉めてみる。

横も上も、ピッタリだった(調整したおかげである)。

これで調整は完了で、片引き戸の取り替えも完了である。

 

以上で、DIYで和室の襖(ふすま)を片引き戸に交換する方法の解説は終了します。

 

 

 

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ここでは、ふすま、障子、引き戸が開けずらい!動きが重かったり引っかかる場合の対応策を紹介します。

 
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ふすま、障子、引き戸が開けずらい!動きが重かったり引っかかる場合の対策

 

 

では、ふすま、障子、引き戸が開けずらい!動きが重かったり引っかかったりする場合の対策を行う。

 

必要な道具

 

必要な道具としては、

が必要になる。

 

敷居スベリ

 

 

敷居スベリは、川口技研のものを使用する。

敷居スベリは、「18㎜」と「21㎜」幅のものが一般的なようだ。

私は、21㎜幅のもので長さが8mのものを選択した。

敷居スベリは、自宅の敷居の溝の幅に合ったものを選べば良い。

 

*「21㎜×8m」もある。

 

*「18㎜×8m」もある。

 

 

ふすま、障子、引き戸などを外し敷居溝の掃除を行う

 

では、作業に入る。

まずは、敷居スベリを貼る箇所のふすま、障子、引き戸などを外す必要がある。

外し終わったら、次は敷居溝の掃除を行う。

 

 

敷居スベリの説明書によると敷居スベリを貼る前に、敷居溝のゴミや汚れ、ワックス、トノコなどをベンジンでよく拭き取らなければならないとのこと。

 

 

私の自宅の敷居溝には、何にも塗っていなかったし、そんなに汚れていなかったので近くにあった軍手で敷居溝を綺麗に掃除した。

 

敷居スベリを貼る

 

敷居溝のゴミや汚れを拭き取ったら、敷居スベリを貼る。

のだが、敷居スベリの説明書によると掃除の他にも

・冬期は暖かい室内(15℃以上)で敷居スベリを十分に温めてください。粘着力が強くなります。

・敷居溝のゴミ・汚れ・ワックス・トノコ等をベンジンや布でよく拭き取って下さい。

・敷居溝を十分に乾燥させてください。水分が残ると粘着力が低下します。

・敷居溝に凹凸がある場合には、サンドペーパー等で平らにしてください。

出典:川口技研 敷居スベリ

などの制約がある。

全ての条件を満たしてから、敷居スベリを貼っていくのが良いだろう。

 

 

ちなみに、箱の中に小さめのサンドペーパーが入っているので、敷居溝を平らにする場合に使用すると良さそうだ。

 

 

全ての条件を満たしたら、敷居スベリを貼っていく。

敷居スベリは、裏紙を剥がしながらピーンと張りながら指で押さえながら、貼っていくのが良い。

 

 

どんどん貼っていく。

 

 

貼り終わりは、カッターナイフでカットすると良い。

 

 

カット。

 

 

カット完了。

 

 

 

敷居スベリがしっかりと粘着していない(浮いてる)場合、竹ベラなどで敷居スベリを上から押さえると綺麗に仕上がる。

 

 

1列目完了。

 

 

 

2列目完了。

 

 

 

3列目完了。

これで、敷居スベリを貼る作業は完了である。

 

ふすま、障子、引き戸などを敷居にはめる

 

敷居スベリを貼り終わったら、最後にふすま、障子、引き戸などを敷居にはめる。

 

 

ふすまを敷居にはめた。

 

デンキ
デンキ
スルスルすべーる。

 

改善前は、ふすまを閉めようとすると敷居にふすまが引っかかって「ガタッ、ガタッ」と音を立てながら、両手を使いやっと閉めることができた。

 

これが、改善後はふすまを片手で軽々と閉められるようになった。

ふすまが敷居を滑るように移動するので「ガタッ、ガタッ」といった音も全くしない。

不快だった騒音もなくなる(騒音問題も解決!)。

これで、毎日のストレスともおさらばできるのだ。

 

以上で、ふすま、障子、引き戸が開けずらい!動きが重かったり引っかかる場合の対応策の解説は終了します。

 

*「21㎜×8m」もある。

 

*「18㎜×8m」もある。

 

 

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ここでは、和室の繊維壁を剥がして漆喰を塗る方法を紹介します。

 
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和室の繊維壁を剥がして漆喰を塗る

 

 

和室の繊維壁がボロボロで剥がれ落ちていた為に、まずは繊維壁を剥がして綺麗にしてから、下地のモルタル面に「漆喰」を塗ることにした。

 

漆喰には、

●調湿性

●抗菌

●防カビ

●明光性

●不燃

●静電気を発生しない

●消臭性

●ホルムアルデヒドを吸着し、再放出しない

出典:住まいのDIYマニュアル 壁塗り (55ページ) 

 

などの特徴(メリット)があり、Amazon、楽天には簡単に素人でも塗れそうなDIY用漆喰が販売されていた為、漆喰を塗ることにした。

 

では、和室の繊維壁を剥がして漆喰を塗る作業を始める。

 

必要な道具

 

必要な道具としては、

が必要になる。

 

DIY用漆喰

DIY用漆喰は、日本プラスターが販売している「漆喰うま~くヌレール」の下塗り用と仕上げ用の2種類を使用する。

仕上げ用の色は、12種類あり(チューブタイプには黒とベンガラあり)私は、無難な白色を選択した(最近では缶タイプで黒色も選べるようになった)。

 

あと漆喰うま~くヌレール(18kg)は、1缶で塗り面積:約16[平米](1㎜の厚さで塗った場合)塗れるとのこと。

つまり、下塗り(1回)と仕上げ塗り(1回)をした場合には、約10畳くらいは塗れるようだ。

 

デンキさん

6畳間の壁を塗る場合には、12畳分くらいのようです。

 

あくまで目安なので余裕を持って多めに買っておくのが良いと思う。

 

ちなみに、漆喰うま~くヌレールで下塗りした場合には、その後仕上げ塗りを2回しなければならないようだ。

私は、下塗り1回と仕上げ塗り1回で終わらせる予定である(予算がそんなにないし肉体的にもこれが限界なのだ)。

 

漆喰うま~くヌレールは保存も可能で、元のようにしっかりとビニールシートを被せて蓋をしめ密閉し、凍結しないようにすれば長期的な保存が可能なのである。

 

 

 

 

床などの養生

 

では、作業に入る。

が、その前に養生シートなどで、床やドア周りを養生しておくと良い。

繊維壁を剥がすと大量のごみが出るからだ。

 

 

床養生用シート(ブルークッションシート)で床を養生した。

風で飛ばないように養生テープでとめておくとさらに良い。

 

ボロボロの繊維壁を剥がす

 

 

床を養生したら、繊維壁を剥がしていく。

ちなみに、繊維壁は上記の写真のような壁である。

 

 

繊維壁を剥がすには、霧吹きで水を吹き付けて水を染み込ませてから、ヘラで「ザ―ーー」っと剥がしていけば良い。

 

 

繊維壁に水を染み込ませた。

 

 

あとは、ヘラで「ザ―ーー」っと剥がしていく。

 

 

ヘラで繊維壁の壁材は落ちたが、細かい壁材が若干残っている。

 

 

作業用手袋で壁を擦ってみる。

 

 

壁を作業用手袋で擦ると残った壁材が若干とれた。

 

 

畳寄せ(巾木)の上部にも壁材が残っているので綺麗にしておく。

 

 

床も清掃しておく。

これで、繊維壁を剥がす作業は完了である。

 

漆喰を塗る為の養生

 

 

 

繊維壁を剥がしたあとは、漆喰を塗る為の養生を行う。

上記にある、マスキングテープ、養生テープ、コロナマスカーを使用する。

 

 

最初に貼るのはマスキングテープで、畳寄せ(巾木)、柱、漆喰が付いてほしくない場所、などに貼っていく。

この時、壁との隙間は漆喰の厚さ分あけると良い。

私は、1㎜程度あけて貼るようにした。

 

 

マスキングテープを貼った。

 

 

次に、床やドア、窓など汚したくない箇所に、コロナマスカーをマスキングテープの上から貼っていく。

コロナマスカーは、「550㎜×25m」や「1800㎜×25m」など様々なサイズがある。

床、小さい窓:「550㎜×25m」
大きい窓:「1800㎜×25m」

などと、あらかじめ決めておくと作業が楽だ。

 

 

コロナマスカーを貼っていく。

 

 

コロナマスカーを貼っていく。

 

 

コロナマスカーを貼り、余った部分はカッターナイフやはさみでカットした。

 

 

壁の養生完了。

 

 

 

窓の養生完了。

 

 

ちなみに、コンセントの養生はカバーを外してから行うので、カバーを外す。

 

 

カバーが外れた。

 

 

カバーを外したら、私は、養生用テープを貼った。

コンセントが新品の場合には、マスキングテープで養生した方がテープ跡が残らないと思うのでマスキングテープが良いだろう。

 

 

コンセントの養生も完了。

 

 

エアコンの養生も上記のように行う(写真は漆喰を塗った後のもの)。

これで、漆喰を塗る為の養生は完了である。

時間にして、4~5時間くらいかかった(6畳間)

 

下地処理

 

 

漆喰を塗る為の養生が終わったら、「漆喰うま~くヌレール(下塗り用)」をモルタル壁に塗っていく。

 

デンキさん

モルタル、コンクリート、タイル、ペンキ面の場合には、下地処理として「漆喰うま~くヌレール(下塗り用)」を塗っていきます。
ベニヤ板、合板、古壁などに下地処理した場合には、アクが出やすいです。仕上げ塗りをすることで綺麗にはなりますが、それでもアクが出る場合には再度仕上げ塗りを行います。

 

 

漆喰うま~くヌレール(下塗り用)の蓋を開けよう。

蓋に指がかかる部分があるので、その部分を引っ張って剥がす。

そうすると、蓋が開くようになる。

 

 

これで、蓋が開く。

 

 

蓋を開ける。

 

 

容器の中にあるビニールを剥がす(このビニールは残った漆喰を保管する際に再度使うのでなくさないようにしておく)。

 

 

これが下地処理用の漆喰である。

 

 

さっそく、漆喰をコテで取ってコテ板の上に置く。

 

 

コテ板の上に置いた。

 

 

もう数回取って、自分で作業しやすい量に調節する。

 

 

コテ板から、漆喰を取り壁に塗りつける。

 

 

塗りつけた。

 

 

コテでのばす。

 

 

こんな感じで、全体にうすーく平らに塗っていく。

 

デンキさん

あくまで下地処理なので、薄くモルタル壁が透けて見える状態でOKです。

 

 

塗り終わった(壁の四隅が難しかった)。

 

 

ちなみに、クーラーが設置してあり、コテが入らない狭い箇所はビニール手袋を付けた手で塗った。

 

 

意外と綺麗に塗れた。

 

下地処理は、6畳間で半日(5時間くらい)かかった。

コテは柔軟性のあるコテが使いやすかった(綺麗に塗れる)。

ただその分、硬い普通のコテよりも力がいるように感じた。

 

6畳間を塗り終える頃には、コテを握っていた手が痛くなっていた(すごく小指が痛い、捻挫したかもしれない…)。

 

で、使い終わったコテ、コテ板などはタライに入れて水洗いした方がよいだろう。

次の日に、カチンコチンになったコテなんて使いたくはないからだ(重くなる)。

 

 

 

自分で漆喰を塗る際には、上記のうま~くヌレールのYouTube動画を参考にしたり、職人が塗っているのとかを参考にすると良いだろう(上手く塗れる気がする)。

 

仕上げ塗り

 

 

下地処理完了後、漆喰が乾いたら「漆喰うま~くヌレール(仕上げ用)」を塗っていく。

 

 

漆喰うま~くヌレール(仕上げ用)の蓋を開けよう。

蓋に指がかかる部分があるので、その部分を引っ張って剥がす。

そうすると、蓋が開くようになる。

 

 

蓋が開いた。

 

 

容器の中にあるビニールを剥がして、漆喰を取る(ビニールは保存する際使うので、なくさないようにする)。

 

 

コテ板の上に漆喰を置き、もう少し取って自分で作業しやすい量に調節する。

 

 

あとは、コテ板から漆喰を取りコテで塗りつけていく。

 

 

平らになるように塗りつけていく。

 

 

仕上げ用の漆喰は、下地処理の薄く塗った部分(透けて見えていたモルタル壁)が全て隠れる状態になるように塗ればOKだ。

 

 

 

仕上げ用の漆喰を塗り終えた。

 

通常だと、もう一回仕上げ塗りをしなければならないが、予算的にも肉体的にも限界なので、私は仕上げ塗り1回で終わりにした。

 

 

漆喰を塗り終えたあとは、コロナマスカーやマスキングテープなどの養生を剥がす。

ちなみに、養生は若干時間をおいてから、剥がした方が良いように思う。

ある程度漆喰が固まっていた方が、マスキングテープは剥がしやすかった。

 

 

柱に貼ったマスキングテープを剥がした。

 

 

 

全ての養生を剥がしたら、仕上げ塗りは完了だ。

 

マスキングテープをしていたおかげで、仕上がりは綺麗になった。

 

デンキ
デンキ
綺麗になったんよ。

 

あと、ベニヤ板などに塗ってアクが出て黄色くなった部分もあったが、仕上げ塗りをしたことで綺麗になった。

 

それと「下地処理は薄めに塗っておいた方が良い」と実感した。

下地処理(白)or仕上げ(白)だと、仕上げ塗りをどこに塗ったかがわからなくなるからだ。

仕上げ塗りの色を、白以外の色にしておくのも良いかもしれない。

ちなみに、仕上げの漆喰塗り作業は6畳間で7.5時間くらいかかってしまった(素人)。

 

以上で、和室の繊維壁を剥がして漆喰を塗る方法の解説は終了します。

 

 

 

 

必要な道具に戻る

 

自宅や空き家にネズミが出た。

 

空き家のネズミは、親戚が毒餌を置いていたために壁の中や室内など至る所で死骸を発見した。

最悪である。

 

毒餌はネズミがどこで死亡するか不明なため、扱いずらく処分しておいた。

 

 

また、粘着シートタイプのものも仕掛けていて、それにもネズミがくっついていた。

ネズミが暴れたんだろう。

粘着シートが裏返っていて、ネズミの死骸が畳にこびりついていた。

最悪である。

もう畳は使い物にならないのである。

 

自宅にもネズミがいたので、天井裏に粘着シートタイプのものを仕掛けていたら、夜中に天井裏でネズミが粘着シートにくっ付いたんだろう。

激しく暴れていて、その日は寝れなかった。

 

天井裏の粘着シートの回収も一苦労である。

粘着シートの周りには、ネズミの糞尿がされており臭いし、生きてる場合には暴れて粘着シートから脱出しそうである。

 

私は、数日待ちネズミさんが亡くなった頃に、完全防備で粘着シートを回収した。

ネズミは様々な菌を持っているため、糞尿があった箇所をアルコール入りの除菌シートなどで拭いた。

 

天井裏での作業は慣れていないと疲れる。

点検口付近なら、楽かもしれないが・・・

 

粘着シートを天井裏に仕掛けるのはめんどくさいので、もうしたくはない。

 

 

それから、1ヵ月くらいしてから自宅にまたネズミが出た。

建物内への侵入経路を探したが、見つからない。

ハツカネズミは1cmの隙間でも侵入してくるそうなので、念入りに探したが見つからない(10円玉の半分の大きさ)。

 

 

出典:ネズミの侵入口の見つけ方(ラットサイン)

 

 

侵入経路を探してその穴を塞ぐのは、やはり素人だと限界があるようだ。

屋根部分だと探すのも困難で、塞ぐのも困難である。

 

また、地面に穴を掘って床下から建物内へ侵入してくるネズミもいるため、建物内へ繋がる穴をすべて塞いでも完璧ではない、と言える(床下がベタ基礎なら話は別)。

 

なので、

●ネズミがよく出没する部屋の近くの地面(ねずみが掘った穴があればその近くに)

●ネズミがよく出没する部屋の近くの外壁の犬走り付近

 

に、ねずみ捕獲カゴを複数仕掛けておくことにした。

もちろん捕獲カゴの中には、ねずみの餌を吊るして入れておく。

 

これで、ねずみが捕まれば、天井裏に粘着シートを仕掛けて回収する手間がなく、比較的楽に駆除することができるので期待している(捕獲カゴがダメなら、粘着シートを天井裏に再度仕掛けるのみである)。

 

ネズミは電線もかじるので、火災になる危険もあり、早めの駆除が必要である。

 

 

 

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