ここでは、HIOKI(日置電機) 絶縁抵抗計 3レンジ アナログメグオームハイテスタ[IR4032-10]の使用レビューを紹介します。
HIOKI(日置電機) 絶縁抵抗計 3レンジ アナログメグオームハイテスタ[IR4032-10]の特徴
用途
日置電機のアナログ式絶縁抵抗計「IR4032-10」は、CAT III 600Vに適合しています。
DC 125/250/500V の3レンジを備えています。
絶縁測定、交流電圧測定(0〜600 V)が可能です。
仕様
HIOKI(日置電機) 絶縁抵抗計 3レンジ アナログメグオームハイテスタ[IR4032-10]
私は、分電盤(屋内配線)の絶縁抵抗を測定したかっただけで、1000Vなどは必要なかった為、最低限必要な機能が揃っていた日置電機のアナログ式絶縁抵抗計「IR4032-10」を選びました。
「IR4032-10」ですが、絶縁抵抗測定のレンジは小さすぎず大きすぎず、最適でした。
ちなみに、テストリードは普通タイプです。
スイッチ付きリード(L9788-10)の方が、LEDライトも点灯するので良かったかもしれないです。
アナログ式の最低限必要な機能だけで良い方には、「IR4032-10」はオススメと言えます。
本体にスイッチ付きリード(L9788-10)を付属させたい方は、「IR4032-11」を選べば良いですね。
デジタル式の絶縁抵抗計[IR4052-11]
以前に使用していたのが、アナログ式の絶縁抵抗計だった為か、「IR4032-10」の使いがってはよかったです。
ただ、今度絶縁抵抗計を購入するならば、デジタル式の絶縁抵抗計が欲しいところです。
特に日置電機のデジタル式絶縁抵抗計「IR4052-11」は、全て揃っている感がしてよさそうでした。
デジタル式で、バーグラフも付いていて、放電機能や設定値にきたら赤いランプで警告してくれるなんて機能もよさそうです。
使用感
Amazonで購入した「HIOKI(日置電機) 絶縁抵抗計 3レンジ アナログメグオームハイテスタ[IR4032-10]」が届きました。
付属品には、
●テストリード(L9787)
●携帯用ケース(C0100)
●単3形アルカリ乾電池…4本
●取扱説明書
が入っていました。
寸法・質量
寸法・質量については、
●寸法:152(W)×92(H)×40(D) ㎜
●質量:約420g(電池含む,テストリード含まず)
となっています。
ファンクションスイッチ
ファンクションスイッチは、
・250V
・125V
・~V
・OFF
・500V
となっています。
メータ部とメータ照明
メータ部は、アナログ式(指針が動く)なのでシンプルです。
目盛りは「MΩ」と「~V(0~600)」を読むことができます。
また、「LIGHT キー」を押すとメータ照明(白色LED)も点灯するので、多少暗くても目盛りを読むことができます。
テストリード
テストリード(L9787)は、通常タイプなので先端にライトは付いていません。
テストリードの全長は、1.2mとなっています。
薄暗い場所での測定時には、やはりテストリードの先端にライトが搭載されたもの(L9788-10)が良いと思いました。
電池交換
電池交換は、ファンクションスイッチをOFFにし、本体に取り付けたテストリードも外してから行います。
本体裏側の電池カバーを外して、電池4本を入れたら電池カバーを取り付けて完了です。
分電盤の絶縁測定(電路と大地間)
分電盤の絶縁測定(電路と大地間)をしました(もちろんブレーカーはOFFにしておきます)。
黒色のアースリードを接地側に接続の際は、先端をワニ口クリップに交換しておくと、両手が使えるので良いですね。
赤色のラインリードをブレーカーの二次側に接続中です。
MEASUREキーも押しやすいです。
連続測定時は、MEASUREキーを引き起こします。
測定後は、放電を行いますが放電も自動でしてくれます。
なのでテストリードはそのままにして、MEASUREキーをOFFでOKです。
指針が∞目盛に戻れば、放電は完了です。
デメリットとメリット
HIOKI(日置電機) 絶縁抵抗計 3レンジ アナログメグオームハイテスタ[IR4032-10]のデメリットとメリットは、下記の通りです。
デメリット
●目盛りがデジタルではないので、目盛りは個人差があり正確に読めない
●スイッチ付きリード(L9788-10)が付いていない
●1000Vに対応してない
メリット
●日本製
●白色のLED照明機能(LIGHT キー)で見やすい表示部(目盛板)
●アナログ式なので、測定の際ぱっと見でも「良い・悪い」の判断がつきやすい
●テストリードが長いので使いやすい
別売りアクセサリと本体