ここでは、浴室(お風呂場)の照明器具をLEDタイプの照明に交換する方法を紹介します。
浴室(お風呂場)の照明器具の交換方法
では浴室(お風呂場)の照明器具の交換を始める。
必要な道具
必要な道具としては、
が必要。
照明器具
照明器具については、元々設置してあった同等の物に取り換えるので、ここではスワン電器(SWAN)の防雨・防湿型のLEDタイプに取り換える。
ちなみに、このタイプは防雨・防湿型なので、浴室・洗面所・玄関・勝手口用としても使用できる。
あと近くの「○○電器」でこの商品を購入したら、4298円もしたけどAmazonで見てみると2500円~購入できるようなのでネットでの購入をおすすめする。
交換準備
では作業に入る。
まずは、新品の照明器具(LED)を分解して交換する準備をしておこう。
簡易的なプラスチックのケースから、照明器具(LED)を取り出して3つに分解しておく。
次に、古い照明器具のグローブ(カバー)を外す。
デンキさん
電球も外し、交換準備は完了。
古い照明器具の取り外し
交換準備が終わったら、次は古い照明器具の取り外しを行う。
それと電源が入ったままでの作業は危険なので、ブレーカーは必ず切っておくようにしよう。
デンキさん
このタイプの照明器具は2つのビスで留めてあるだけなので、そのビスを外す。
両方のビスを外す、あるいは緩めると器具が外れる。
あとこのタイプはがいし部分も外さないと外れないタイプなので、それも外す。
すると、電線部分が見えてくる。
電線の取り外しが難しい場合には、ニッパーやペンチ等で電線を切断する。
電線を切断した。
アース部分(接地)は、プラスドライバーでねじを緩めて外す。
終わったらこんな感じになる。
あとはプラスチックの本体を外して、ベースパッキンはニッパーで切り込みを入れて外す。
電線の接続(圧着)
古い照明器具の取り外しが終わったら、次は電線の接続(圧着)を行う。
黒と白の電線の被覆をペンチorニッパーorカッターナイフで剥ぐ。
こんな感じになる。
で、ここからは新しいタイプの器具が差し込み穴タイプになっているので、この場合には単線(1.6mm)を、より線(黒と白)に接続しなければならないのである。
このくらいの単線(1.6)を使用する(前もって両端の被覆を剥いておくと作業が楽になる)。
単線の用意ができたらそれを、圧着ペンチで圧着する。
白のより線と白の単線を圧着!
黒のより線と黒の単線を圧着!
白と黒の電線の圧着が終わったら、先端の余った電線をペンチでカットしておく。
あとは、絶縁テープでテープ巻きをして完成する。
白のテープ巻き完了。
黒のテープ巻き完了。
ちなみに、黒と白の接続部分は壁の中に入れておくと器具取り付けの際に邪魔にならないが、基本的には、器具内に収まるようにしなければならない。
より線は、以前の圧着部分を残さず根元部分で切って、圧着作業をしていれば器具内に綺麗に収まったかも…と後悔している。
照明器具(LED)の取り付け
電線の接続(圧着)が終わったら、次は照明器具(LED)の取り付けを行う。
まず、ベースパッキンにニッパー等で上記のような穴を開けよう。
そうすることで、ビスや、電線を通しやすくすることができるのである。
デンキさん
で、穴を開けたらまずは電線を通しておく。
そうしたら、本体の差し込み穴に黒と白の電線を差し込んでいく(電線はストリップゲージに合わせてカットする)。
白は「W」に、黒はもう一方の差し込み穴に差そう。
しっかりと差し込むことが必要である。
差し込みが完了したら、電線を軽くとぐろを巻くように曲げて本体に電線が収まるように調整しておこう。
次は、緑色の電線(アース線)を本体に取り付ける。
しかし、アース線が短い場合にはドライバー類は隙間には到底入らないので、困ることになる。
でも「スリムオフセットドライバー」という極薄のドライバーを使用することでアース線をしっかりと留めることができるのだ。
「スリムオフセットドライバー」
スリムオフセットドライバーを使用すると、上記のように簡単にアース線を取り付けることができる。
あとは、本体をしっかりとビス(ブッシングも忘れずに)で壁に固定すれば、照明器具(LED)の取り付けは完了である。
完成+テスト
照明器具(LED)の取り付けが完了したら、最後に点灯テストを行うので適合するランプを器具に取り付けよう。
LEDランプを取り付ける。
グローブ(カバー)を時計回りに回して取り付ける。
作業が終わったら、ブレーカーを入れてスイッチをONにする。
ランプが点灯すればOKである。
以上で、浴室(お風呂場)の照明器具をLEDタイプの照明に交換する方法の紹介を終わります。
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