ここでは、OHM(オーム電機) デジタルマルチテスター 普及型[TDX-200]の使用レビューを紹介します。

 
スポンサーリンク
 

OHM(オーム電機) デジタルマルチテスター 普及型[TDX-200]の特徴

 

 

用途

 

OHM(オーム電機) デジタルマルチテスター 普及型[TDX-200]は、現場で正確な測定を行う際には、躊躇しますが、自宅などでそれほど精度を求めない測定には使えます。

 

家庭の電気器具の故障診断や、電池の寿命チェックなどに使用可能です。

 

仕様

 

 

作動方法 2重積分方式
表示 31/2桁デジタル表示、最大表示"1999"
極性表示 自動("−"符号のみ点灯)
オーバーレンジ "1" または"−1" マークが点灯
測定機能 直流電流、交流電圧、抵抗、ダイオード、

トランジスタチェック、電池

電池電圧表示 作動電圧以下のとき "電池" マーク点灯
作動温度・湿度 0〜50℃、80%RH以下(結露のないこと)
保存温度・湿度 −15〜50℃、70%RH以下(結露のないこと)
電源 アルカリ乾電池(006P 9V)使用時、約200時間
消費電力 5mW(TYP)
寸法・質量 59(W)×105(H)×27(D)mm、約100g
付属品 006P 9V乾電池1個(動作確認用:内蔵)

ミニカンヒューズ1個(200mA/250V:内蔵)

テスト棒(赤/黒)1組、保証書付取扱説明書

出典:取扱説明書

 

性能

 

直流電圧:0~600V


交流電圧:0~600V


直流電流:0~200㎃/10A


電池:1.5V・9V


抵抗:0~2MΩ


ダイオードテスト


トランジスタチェック端子付き


 

OHM(オーム電機) デジタルマルチテスター 普及型[TDX-200]

 

 

OHM(オーム電機) デジタルマルチテスター 普及型[TDX-200]は、手のひらサイズでおもちゃみたいな印象ですが、家庭で使う分には問題ないと思います。

 

このタイプは、デジタル式でしかも小型化されたタイプなのに、テストリードが分離します。

ヒューズも内蔵されています。

車のバッテリー電圧も測定可能です。

1年間の保証書も付いていて、一見するとかなり良いものだと思います。

 

しかしながら、TDX-200はテストリード(テスト棒)の先端部分が短いので、コンセントの種類によっては奥まで届かない場合があり、その場合、コンセントの測定ができないのです。

さらには、デジタル式なのにオートレンジではない、という点は知っておきましょう。

 

もし現場で使うテスターを探している場合には、測定カテゴリがしっかりとしているものを選びましょう。

現場では、日置テスターなどがオススメです。

 

使用感

 

 

 

Amazonで購入した「OHM(オーム電機) デジタルマルチテスター 普及型[TDX-200]」が届きました。

 

付属品には、

●テストリード(テスト棒 赤/黒)

●ヒューズ(内蔵)

●電池(内蔵)

●説明書

が入っていました。

 

寸法

 

 

寸法については、

●59(W)×105(H)×27(D) ㎜

●質量:約100g(電池含む)

となっています。

 

導通とブザー音

TDX-200は、導通を測定する際「抵抗(Ω)」レンジを使用します。

導通ブザーに関しては、音は鳴りません。

 

液晶

 

液晶はデジタル表示で、バックライト表示はなしです(液晶は光らないのです)。

暗い場所では、ライトなどで液晶を照らす必要があります。

 

テストリード

 

テストリードの全長は、77㎝あります。

テストリードは、黒が「-」で、赤が「+」です。

 

●COM 端子(黒色)に「-の黒」を差し込みます。

●VΩ㎃ 端子(赤色)に「+の赤」を差し込みます。

 

 

ちなみに、「10A DC 端子」は、直流電流の10Aレンジを使用するときのみ使用します。

使用する際には、「赤の+」を接続します。

 

ファンクションスイッチ

 

ファンクションスイッチは、固めです。

2本の指でつまんで、動かさないと操作ができないです。

 

電池交換及びヒューズの交換

 

 

電池(006P 9V)の交換は、めんどくさそうです。

ヒューズ(200㎃/250V)は、簡単にできます。

 

TDX-200の使い方(測定方法)

 

 

出典:取扱説明書

 

デメリットとメリット

 

OHM(オーム電機) デジタルマルチテスター 普及型[TDX-200]のデメリットとメリットは、下記の通りです。

 

デメリット

中国製


カバー(ケース)なし


テストリード(テスト棒)の先端部分が短いので、コンセントの種類によっては奥まで入らないので、コンセントの電圧が測定できない場合がある


導通のあるなしは、音がしないのでわかりずらい


オートレンジじゃないので、ファンクションスイッチでの切り替えがめんどくさい


カードテースターよりも分厚いので、胸ポケットに入れるとかさばる。


自動で電源は落ちない


 

メリット

安価で買える、コスパ良し


機能が豊富


トランジスタチェックも可能


テストリードが分離するタイプ


基本的な機能が備わっているので、家庭用には十分


 

別売りアクセサリと本体

 

ヒューズ 200㎃/250V

乾電池9V型 006P

 

 

 


 

  • 投稿 更新
  • デンキ