- 投稿 2020/02/08更新 2020/02/08
- DIYブログ
ここでは、DIY(自分)で外壁塗装をする方法を紹介します。
DIY(自分)で外壁塗装
自宅の外壁塗装をしたいのだが、業者に頼むと高額だ。
なもので、経済的負担の少ない安いアクリル塗料で外壁塗装をしたいが為、自分で外壁塗装をすることにした。
予算がある場合には、シリコン系の塗料で塗るのが無難ではある。
では、DIYで外壁塗装を行う。
必要な道具
必要な道具としては、
材料
ーアサヒペンの強浸透性水性シーラー(外壁を手で触って粉がつく場合)
■段ボール
■檜(ひのき)材(1820㎜×9㎜×15㎜、塗装の際直線を引くのに便利)
■変成シリコーンシーラント(塗装が出来るタイプ)
工具
■高圧洗浄機(リョービ)
ー家庭用
ープロ用
■水道ホース(高圧洗浄機延長用)・延長コード(コードリール)
■ゴム手袋
■帽子
■マスク
■カッパ
■脚立(小さい脚立もあると便利)
■アルミ製はしご(広範囲作業にあると便利)
■左官ごて
■へラ
が必要になる。
下塗り塗料
下塗り塗料には、アサヒペンの「水性シーラー」を使う。
注意事項としては、外壁を手で触って粉がつく場合には、アサヒペンの「強浸透性水性シーラー」などを使った方が良いということだ。
中塗り・上塗り塗料
塗料タイプ<水性アクリルエマルション弾性塗料>
中塗り・上塗り塗料は、アサヒペンの水性塗料「水性外かべ凹凸塗料ツヤあり」を使用する。
この塗料は1回の塗装で済むタイプなんで、一回しか塗らない。
つまり、上塗り一回ということだ。
色の種類が、ホワイト、アイボリー、ベージュだけとなるのが難点だ。
塗料タイプ<架橋反応型水性シリコンアクリルエマルション樹脂塗料>
中塗り・上塗りの2回塗りなら、アサヒペンの耐久性が格段に優れた高性能塗料「水性シリコンアクリル外かべ用」が良いだろう。
色の種類も豊富だ。
塗料タイプ<1液水性ラジカル制御形ハイブリッド高耐候性塗料>
あと、日本ペイントの「パーフェクトトップ(淡彩色)(中彩色)」とかも色の種類が豊富で安くて良さそうだ。
塗料については、シリコン系を超える耐久性が期待できるとのこと。
ただ、その際の下塗りは
パーフェクトシリーズ下塗り(パーフェクトフィラー・パーフェクトサーフ・パーフェクトプライマー)との組み合わせによりさらに美しい外観が得られます。
とのこと。
出典:ニッペ パーフェクトトップ 淡彩色・ND標準色 つや有り15kg 日本ペイント 水性外壁用塗料
【ニッペ パーフェクトトップ 中彩 15K 艶有】日本ペイント株式会社
外壁のひび割れ(クラック)などの補修(下地処理)
では、作業に入る。
まずは、外壁のひび割れ(クラック)などの補修(下地処理)から行う。
外壁にひび割れ(クラック)があると、水で洗ったときに内部に水が入ってきたり、塗装がのらないから最初にした方が良いと思う。
外壁は、モルタルや変成シリコーン系シーリング材(塗装ができるタイプ)で補修した。
清掃の為の養生
次は、外壁の清掃中に室内や電気機器に水が入らないように養生を行う。
布コロナマスカー(布マスカーテープ)やマスキングテープ、養生テープを使い。
換気扇、ドアの隙間、テレビモニター付きインターホン、NTT設備、コンセント、コンセントプラグなどを養生した。
養生後は、ビニールが風で飛ぶかもしれないので注意しよう。
出来ることなら、周囲をブルーシートなどで覆うと良い。
おとなりさんとのトラブルを避けることができるからだ。
私は、部分的に周囲をブルーシートで覆った(2台の脚立にブルーシートを被せただけ)。
高圧洗浄機(リョービ)orデッキブラシで外壁の清掃
清掃の為の養生が済んだら、外壁の清掃を行う。
私は、高圧洗浄機(リョービ)とデッキブラシで外壁の清掃をすることにした。
高圧洗浄機(リョービ)の準備が出来た。
さっそく、高圧洗浄機(リョービ)を使い外壁を清掃する。
ついでに犬走りも綺麗にした。
この画像ではわかりにくいかもしれないが、汚れは落ちる、苔も落ちる。
ちなみに、高圧洗浄機(リョービ)の水しぶきには注意したい。
カッパを着ると良い(頭も濡れるからだ)。
あと、隣がおとなりさんの敷地でブルーシートで覆っていない箇所では、高圧洗浄機(リョービ)は使用せずデッキブラシのみを使って清掃した(水が飛び散る為)。
作業時間としては屋根はせず、外壁、雨どい、犬走りなどで半日~1日くらいはかかった(一般的な平屋住宅である)。
高圧洗浄機(リョービ)使用後は、2日間は乾燥させた方が良いとのこと。
家庭用
プロ用
養生
清掃後、水が乾いたら養生を行う。
養生は、布コロナマスカー(布マスカーテープ)を使うと良い。
基礎部分に布コロナマスカー(布マスカーテープ)を貼った。
布コロナマスカー(布マスカーテープ)を広げると、塗料が垂れても安心だ(大きめのダンボールとかでも良いだろう)。
窓とサッシ部分も、しっかりと養生する。
窓とサッシ部分では、マスキングテープを貼ってから布コロナマスカー(布マスカーテープ)を貼り、養生テープやマスキングテープでしっかりと固定した。
他にも換気扇、ドア類、給湯器、ガス設備、などもしっかりと養生する必要がある。
下塗り
養生が済んだら、下塗りをしたいところだ。
だが、外壁の塗装が剥がれかかっている部分もあった為、一旦へラなどで古い塗装を削る作業をした。
ある程度くっついている部分はしなくても良いだろう。
全部剥がすと時間が足りないからだ。
剥がれかかっていた古い塗装をヘラで剥がす。
剥がれかかっていた古い塗装をヘラで剥がし終えたら、アサヒペンの「水性シーラー」などで下塗りをする。
外壁を触って手に粉がつく場合には、アサヒペンの「強浸透性水性シーラー」などを下塗りするのが良い。
シーラーをローラートレイ(容器)に移す。
万能用ローラーバケに馴染ませる。
外壁に塗る。
外壁の上部は、万能用ローラーバケに伸縮継柄を取り付ければ作業がはかどる。
ハケ、脚立なども活用しながら、外壁の塗装面にシーラーを塗っていく。
注意事項としては、晴れた日に行うことである。
中塗り・上塗り
下塗りが完了したら、中塗り・上塗りを行う。
ここでは、アサヒペンの「水性外かべ凹凸塗料ツヤあり」を塗るので、実際は1回の塗装で済むのだ。
塗料によっては2回塗らないといけないものが多いが、1回塗るだけで良いタイプだと作業が楽だ。
ちなみに、色はアイボリーである。
塗料は開ける前に缶をよく振ってかき混ぜる。
逆さにしたりすると良い。
缶をかき混ぜたら、蓋を開ける。
ローラーバケットに塗料を入れ、万能用ローラーバケと馴染ませる。
余分な塗料はネットで落とす。
あとは、外壁を万能用ローラーバケで塗っていく。
塗っていく。
外壁の上部は、万能用ローラーバケに伸縮継柄を取り付ければ作業がはかどる。
ハケ、脚立なども活用しながら、外壁を塗っていく。
外壁の隅は、ハケで塗っていく。
塗り終わった。
ちなみに、こんな感じのハケ用の小型の容器(ポリペール缶)があると、脚立の上からでも塗りやすかった。
手に持ったり、近くに置いたりできるからだ。
塗装後は、マスキングテープ、布コロナマスカー(布マスカーテープ)、養生テープなどを剥がす。
養生を剥がすのは、塗装がある程度乾いてからの方が良いと思う(出来次第では、また塗るかもしれないからだ)。
塗料が乾いたようだ。
綺麗に塗れている。
あと最後に言わせてもらうとDIY(自分)で外壁塗装をする際は、やはり晴れた日に行い、完全に乾くまで晴れた日が続くのが理想的だ。
ちなみに曇りとか雨の日だと、せっかくの塗料が雨で落ちてしまうし、他の場所に色が移ってしまってぐちゃぐちゃになってしまうので最悪である(体験談)。
以上で、DIY(自分)で外壁塗装をする方法の解説は終了します。