- 投稿 2018/05/17更新 2021/04/03
- 修理ブログ
ここでは、壊れた家庭用の延長コードプラグ(メス)の修理・交換方法を紹介します。
壊れた家庭用の延長コードプラグ(メス)の交換方法
では、家庭用の延長コードプラグ(メス)の交換方法を始める。
必要な道具
必要な道具としては、
材料
工具
が必要になる。
延長コードプラグ(メス)
延長コードプラグ(メス)は、「パナソニックの WH 4615P(15A 125V)」を使用する。
正式名称は、「ベター小型コードコネクタボディ」と言うようだ。
適用コードは、1.25m㎡または、2m㎡なので使用方法を間違えないようにしよう。
ここでは、1.25m㎡の電源コードを使用するので、このタイプのプラグ(メス)で良いのである。
プラグ(メス)の分解
では、作業に入る。
まずは、プラグ(メス)を分解しよう。
プラグ(メス)のネジを、プラスドライバーで両方とも緩めてカバーを外す。
このように、カバーと本体を分ければ分解作業は完了である。
コードの被覆剥き
次は、コードの被覆剥きを行う。
ちなみに、ここでは、「1.25m㎡の電源コード」を使用する。
プラグ(メス)を接続する側のコード中央に、カッターナイフの刃を入れて、コードを割く。
割くコードの幅は、プラグ(メス)に合わせて確認しよう。
コードを割いたら、ペンチで先端部分の被覆を剥ぐ。
ただペンチでは難しい場合、カッターナイフでも良いので「丸型圧着端子 R1.25-4」が、取り付け可能な被覆分を剥ぐ。
上記くらいの幅で剥ぐ。
反対側も同じ幅で剥ぐので、カッターナイフであらかじめ印でも付けておくと良いかもしれない。
デンキさん
両方とも被覆を剥ぐと、このようになる。
圧着作業
コードの被覆を剥ぎ終わったら、今度は圧着作業を行う。
先程剥いだ電線に、「丸型圧着端子 R1.25-4」を両方とも差し込む。
差し込んだ丸型圧着端子を、片方ずつ圧着ペンチで圧着していく。
このとき圧着ペンチで圧着する場所は、「1.25」である。
片方の圧着が完了。
で、圧着する際は、丸型圧着端子の中央で圧着し、被覆を挟まないように圧着するのが基本である。
もう片方も同じように圧着すれば、圧着作業は完了である。
プラグ(メス)との接続
圧着作業が完了したら、最後はプラグ(メス)との接続を行う。
プラグ(メス)のネジを、2ヶ所ともプラスドライバーで外す。
ネジを外したら、さっき圧着した丸型圧着端子をプラグ(メス)にセットする。
あとはそのまま、ネジを2ヶ所とも締めていく。
2ヶ所ともネジを締め終わったら、プラグ(メス)のカバーを取り付けてネジを締めていく。
プラグ(メス)カバーのネジを締め終われば、延長コードプラグ(メス)の修理・交換は完成である。
以上で、壊れた家庭用の延長コードプラグ(メス)の修理・交換方法の解説は終了します。
関連記事