ここでは、床下換気口(通気口、通風口)カバーの取り付け方法(後付けDIY)について紹介します。

 

*床下換気口(通気口、通風口)に後付けでステンレス製(網付き)を取り付ける手順については、下記を参照してください。

 

 

 
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床下換気口(通気口、通風口)カバーの取り付け方法

 

では、床下換気口(通気口、通風口)カバーの取り付けを始める。

 

 

必要な道具

 

必要な道具としては、

が必要になる。

 

床下換気口(通気口、通風口)カバー

 

床下のカバーについては、点検できるようなカバーを選択した方が良いと思う。

じゃないと、床下の点検やシロアリ予防(駆除)の際には毎回壊さなくてはならないからである。

なので、私が選んだのは「城東の床下通風パネル(200×400)」である。

これだと、ねじやビスで止める際にも簡単だと思うし、一番安くて無難だと思うんです。

 

 

材料の準備

 

作業に入る前にまずは材料を準備しよう。

 

 

 

上記の材料を揃えよう。

そして、コンクリート用ボンドは箱から取り出して中身を確認しておこう。

 

 

取り付け枠の作成

 

では作業に入る。

初めにするのは、喚気口カバーを取り付ける土台(取り付け枠)の作成である。

 

 

取り付け枠を作るときは、床下換気口の寸法をメジャーで測る。

 

 

縦を測る。

 

 

横を測る。

 

 

寸法がとれたら、チョコアングルに油性ペンで印を付けていく。

 

 

印を付けたら、チョコアングルをカットするための線を引く。

曲尺(サシガネ)があれば作業が楽である。

 

 

曲尺を当てて、線を引く。

 

 

3箇所とも引けたらOKである。

 

 

 

あとは、金切りノコでも良いし普通のノコギリでも良いのでチョコアングルをカットしよう。

 

 

カットが終わると3つのアングルが出来上がる。

 

 

 

先端部分にバリが残っている場合には、サンドペーパーなどで落としておく。

 

 

チョコアングルのカットが終わったら、次はシロマツ(910×12×18)をカットする。

 

 

シロマツはノコギリでカットする。

まずは、短いアングル2本分をカットしよう。

 

 

短いアングル用のシロマツを2本カットしたら、取り付け枠の形に一度合わせてみる。

 

 

 

そうしたら、長いアングルのシロマツをカットする場所が分かるので、その部分をカットする。

 

 

カットすれば、このようになる。

 

 

シロマツのカット後は、ビス止めを行う。

 

デンキさん

もう少しビスは短い方が良いかもしれないです。3×20だと後ろにビスがはみ出ます。

 

 

 

チョコアングルに下穴を開けよう。

私は、ドライバードリルで2㎜の下穴を開けた。

 

 

下穴を開けたらあとはビスで止めよう。

 

 

チョコアングルからビスの皿部分が飛び出ないようにしっかりとしめよう。

 

 

3本とも終わったら取り付け枠の完成である。

 

 

ちなみに、ビスが長くて飛び出てしまった場合には、シリコンとかをぬっとけば良いかもしれない。

で、さらに欲を言えば、両サイドのビス止めの場所(下部分)はもう少し上にした方が数10年後~に木がもろくなった場合に取り替えが用意にできるとも思う(その場合にはビスにシリコンはぬらない)。

 

取り付け枠の取り付け

 

取り付け枠の完成後は、枠の取り付けを行う。

 

 

枠を取り付ける場所にコンクリート用ボンドを塗ろう。

ちなみにボンドを塗る際には、ほうきやタオルなどでゴミや埃は取り除いておく。

 

 

コンクリート用ボンドの先端をカットすれば、狭い場所でも扱える。

 

 

付属品のヘラでのばす。

 

 

取り付け枠を設置し、しっかりとアングルにボンドが密着するように押す。

 

 

両サイドも取り付ければ、取付け枠の取り付けは完成である。

 

デンキさん

コンクリート用ボンドは約1日程度で、実用強度に達するようです。ただ、ボンドが完全固化するまでは一週間程度はかかります。

 

換気口(通気口、通風口)カバーの取り付け

 

取り付け枠を取り付け後は、床下の換気口(通気口、通風口)カバーの取り付けを行う。

私は、枠を取り付けてから3日経過した後に行った。

 

 

ボンドで固めてから3日も経過していると、やはりゆすってもびくともしない。

かなり丈夫なようだ。

 

 

取り付け枠に換気口(通気口、通風口)カバーを当ててみる。

そして、枠が落ちないようにドライバーを中央下に差す。

すると簡易的に枠を固定できるのだ。

 

枠を固定したら微調整しながら、ビスを止める場所に印を付ける。

 

 

私は、ビスで印を付けた。

 

 

ビスはこのくらいのサイズのものを使う。

ワッシャーがあればもっと良いかもしれない。

 

 

ビスで印を付けた箇所に穴を開ける。

アングルには、ビスが干渉しない程度の穴を開けよう。

私は、3.2~3.5㎜くらいの穴を開けた。

 

 

あとは、ビスを止める下穴を開けるので先端を2mmのドリルに付け替える。

 

 

下穴を開ける。

 

 

そうしたら、一旦下部のビスを簡易的に止め、この状態で上部の左右にビスを止めるための印を付けよう。

 

 

 

左上と右上に油性ペンで印を付けた。

 

 

先程と同じ要領でアングル(3.2~3.5mm)とシロマツ(2mm)に穴を開けていく。

 

 

穴を開け終わったらこんな感じである。

 

ちなみに、私みたいにカバーに白色の油性ペンで印を付けると上記のように塗料が残り、鳥の糞が付いたようになってしまうので(後で新しいカバーに取り替えた)、目立つ印は付けずにビスであとを付けるだけにして、ドライバードリルで穴を開けた方が無難である。

 

 

上部の穴あけが終わり、4箇所ともビス止めすればOKである。

これで、床下換気口(通気口、通風口)カバーの取り付けは完成である。

 

以上で、床下換気口(通気口、通風口)カバーの取り付け方法(後付けDIY)についての解説は終わります。

 

 

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