ここでは、DIYで和室の襖(ふすま)を片引き戸に交換する方法を紹介します。
DIYで和室の襖(ふすま)を片引き戸に交換する
では、DIYで和室の襖(ふすま)を片引き戸に交換する。
必要な道具
必要な道具としては、
が必要になる。
片引き戸
片引き戸は、楽天市場のFusuma宅配サービス(ふすま宅配サービス)で見つけたものにした。
襖(ふすま)を片引き戸に交換するなら、ネットで頼んで自分で交換しなくてもよさそうだが、田舎だと建具屋がほとんど廃業状態だったりして、頼むところがなかったりする。
なので、今回は楽天市場のFusuma宅配サービスで片引き戸を選んで注文した(オーダー商品)。
片引き戸をFusuma宅配サービスで注文
Fusuma宅配サービスで建具を注文する場合には、
①建具カラーの選択
②間取りタイプの選択
③取手の選択
④ミゾのサイズ(9㎜・12㎜・15㎜)確認
⑤ふすま・障子のサイズ(寸法)確認
などを自分で選択、確認する必要がある。
Fusuma宅配サービス(片引き戸)のサイトに進もう。
下記のリンクから進める。
➡洋室建具 和室出入口 ふすまの用のミゾにも! フラットタイプ ドア リフォーム ...
①建具カラーの選択
建具のカラーは、「PG-9006」にした。
好みのカラーを選べばよい。
②間取りタイプの選択
間取りは、「お部屋出入口の間取りタイプが確認できます。」のページで自宅の間取りタイプを確認すれば良い。
私の自宅のふすまは、「Fタイプ」だった。
③取手の選択
取手は、「ヘアライン」にした。
他にも色々とあるので好きなものを選べば良い。
④ミゾのサイズ(9㎜・12㎜・15㎜)確認
ミゾのサイズ確認は、ミゾのサイズによって建具の厚みが変わるので大事なポイントである。
片引き戸なので鴨居のミゾはないが、端にさしがねを当ててみると、17㎜くらいあるので、「15㎜タイプ(L型タイプ)」で良さそうだ。
建具の厚みは和室側に寄せる。
敷居の溝の幅は、21㎜だった。
⑤ふすま・障子のサイズ(寸法)確認
襖(ふすま)の寸法は、ふすまが現存すれば簡単に確認できる。
デンキさん
ふすまがある方は、ふすまを外そう。
この時、ふすまが簡単に外れたか、外れなかったのかも確認しておく必要がある。
私の自宅のふすまは、簡単に外れた。
で、ふすまを外したら、幅と高さをメジャーで測る。
幅を測った。
高さを測った。
で、寸法を測り終えたら、紙などに一旦書いておく。
あとは、ネットで注文する際に「注文確認画面」にある寸法(サイズ)の書込み欄に今測った寸法を書き込めば、OKだ。
和室出入口ふすまの場合、和室出入口ふすま寸法の欄に記入する。
注文
Fusuma宅配サービス(片引き戸)のサイトの下記にスクロールすると、上記のような画面があるので、そこの「1,2,3,4,」と「ご注文数」に入力し、「ご購入手続きへ」のボタンを押す。
最後に、⑤ふすま・障子のサイズ(寸法)を「注文確認画面」にある寸法(サイズ)の書込み欄に記入すれば完了だ(和室出入口ふすまの場合、和室出入口ふすま寸法の欄に記入する)。
これで、片引き戸を注文することができる。
片引き戸が実際に届くまで数週間くらいかかると思う。
片引き戸を取り付ける
片引き戸が届いたら、さっそく襖と取り替える。
ふすまが届いた。
開けてみる。
中は、ビニールで覆われている。
ビニールを剥がした。
建具の下部には、アジャスターが付いている。
ローラーはないタイプである。
建具と一緒に入っていた敷居スベリ(プレゼント品)を、建具を取り付ける場所の敷居に貼る。
詳しくは下記のページを参照。
敷居スベリを貼り終わった。
敷居スベリを貼ったら、建具を取り付ける。
建具はシール(左上)が貼ってある方が和室側にくるようにする。
建具は一旦、上の鴨居の溝に差し込んでそのままスライドさせて下の敷居の溝(敷居スベリ)に差し込んでいく。
敷居の溝にしっかりとはまった。
鴨居の溝にもしっかりとはまっている。
これで、片引き戸の取付けは完成だ。
片引き戸の調整
最後は、片引き戸の調整だ(建具がしっかりと合えば、調整する必要はない)。
私の自宅の場合には片引き戸を閉めた際、左下に隙間があったので左下のアジャスターを上げた。
アジャスターを上げたことで、建具がきつくなった。
ので、建具の上部をノコギリでカットしたり、ノミで削ったりして調整した。
調整中。
調整終わり。
建具を取り付けるとこんな感じになる。
カットしたり削った部分が若干目立つ、何か塗ったら綺麗になりそうだ。
片引き戸を閉めてみる。
横も上も、ピッタリだった(調整したおかげである)。
これで調整は完了で、片引き戸の取り替えも完了である。
以上で、DIYで和室の襖(ふすま)を片引き戸に交換する方法の解説は終了します。
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