ここでは、フローリング(根太張り工法)の床鳴りと浮きの補修について紹介します。

 
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フローリングの床鳴りと浮きの補修

 

 

では、フローリングの床鳴りと浮きの補修を始める。

 

必要な道具

 

必要な道具としては、

が必要になる。

 

ビス

 

ビスは、ステンレスの「3.3×50㎜のステンスリムビス」を使用した(別に、鉄のビスでも問題はないだろう)。

だがしかし、フローリングの繋ぎ目部分や端部分に打つ際は、もっと細いビスを使うと良いと思う(フローリングが割れたりする為)。

 

 

 

 

細いフロアー用のビス

 

 

私は、フローリングの繋ぎ目部分や端部分にビスを打つ際、近くにあった「細いフロアー用のビス(2.6㎜×37㎜ 頭小4.2)」を使用したが、いかんせん短いので、もう少し長めのビスがあればそちらをオススメする。

 

ネットで探した所、ダンドリビスの極細50 (2.6㎜×50㎜ 頭大4.7)が、良さそうだが、私が使用したビス⦅ダンドリビスの極細37 (2.6㎜×37㎜ 頭小4.2)⦆よりも、ほんの少し(0.5㎜)ネジの頭が大きくなるのが難点だが、色々と使えそうだ(ビットは+1である)。

 

 

 

 

フロアメンダー(フローリングにビスを打ちたくない場合)

 

 

あと、「フロアメンダー」という商品もあって、フローリングの床鳴り、浮き、ひび割れ補修にも使えるとのこと。

 

なので、

 

主婦
主婦

フローリングにビス打ちはしたくないわ、下の階にも響きそうだし…

おじさん
おじさん

フローリングにビスを打った後の穴埋めが、めんどくさそうだ

 

と、考えている読者の方は、一旦「フロアメンダー」で補修してみると良いかもしれない。

 

「ダメだったら、ビス打つか…」的な感じで良いだろう。

 

 

 

床鳴りと浮き部分の確認と下地探し

 

作業に入る。

まずは、床鳴りや浮き部分の確認をしておく。

 

 

フローリングを足で踏んで、床鳴りや浮き部分を探し、見つけたらマスキングテープで印をつけておくとわかりやすい。

 

 

次は、「シンワ測定の下地探し どこ太」で、フローリングの下にある下地(根太)を探す。

「シンワ測定の下地探し どこ太」の磁石が、フローリングのフロアー釘に反応するので、下地(根太)を探すことが可能なのだ。

 

 

下地(根太)の位置が判明したら、マスキングテープで印をつけておくとわかりやすい。

 

 

マスキングテープで印をつけておく。

 

 

何ヵ所か印を付けると、こんな感じで下地(根太)の位置が正確にわかるのだ。

 

下穴と下地(根太)の再確認

 

下地(根太)の大まかな位置が判明したら、2㎜のドリルでビス用の下穴をあけていく。

 

 

下穴は、14㎜程度あけることにした(ドリルに印をつけておくとわかりやすい)。

 

 

インパクトドライバーにドリル(2㎜)をセットして、床鳴りや浮きの原因と思われる箇所にビス用の下穴をあける。

 

 

下穴をあけた。

 

 

下穴を掃除した。

 

 

下穴に「シンワ測定の下地探し どこ太」の針を突き刺して、下地(根太)があるかを再度確認する。

 

 

下地(根太)があれば、「シンワ測定の下地探し どこ太」の針が止まり、少し下地(根太)に刺さった感触などがある。

 

これで、下地(根太)に確実にビスを打つことができるのだ。

 

フローリングにビス打ち

 

下穴をあけ、下地(根太)の再確認も終わったら、ビスを打っていく。

 

 

インパクトドライバーにビット(+2)をセットして、ビスを打っていく。

 

 

ビスを打っていく。

 

 

ビスを打ち終わった。

 

 

ビスの頭は、フローリングに数㎜程度は、めり込むようにしておいた方が良いだろう。

歩いた際に、ビスの頭が引っかかったりするのも防げるし、穴埋めの際のパテもしやすいと思うのだ。

 

 

続けて、もう一箇所もビス打ちした。

 

 

これで、床鳴りと浮きの症状が収まったので、この場所の作業は完了した。

 

 

フローリングの繋ぎ目部分にビスを打つ場合

 

ちなみに、フローリングの繋ぎ目部分にビスを打つ場合には、細いビスを使用した方が良いと思う。

 

私は、細いフロアー用のビス(2.6㎜×37㎜ 頭小4.2)を使用したが、長さが短いので、ビスの頭を床に3~5㎜くらいめり込ませた。

 

 

インパクトドライバーにビット(+1)をセットして、フローリングに細いビスを打った。

 

 

ビスは、こんな感じでめり込ませた。

 

 

4箇所に細いビスを打ちこんだ。

床鳴りや浮きもおさまった。

 

 

フローリングの端にビスを打つ場合

 

フローリングの端にビスを打つ場合にも、細いフロアー用のビス(2.6㎜×37㎜ 頭小4.2)を使用した。

ビスの頭も床に3~5㎜くらいは、めり込ませた(ビスの長さが短いからである…)。

 

あと、敷居とフローリングが擦れて音がする場合もあるので、薄いノコギリ(Z ライフソークラフト 145)で削ったりもした。

 

以上で、フローリング(根太張り工法)の床鳴りと浮きの補修についての解説は終了します。

 

 

 

 

 

 

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