ここでは、同軸ケーブルにF型接栓を取り付ける(接続する)方法について紹介します。
同軸ケーブルにF型接栓を取り付ける方法
では、F型接栓の取り付け(接続)を始める。
必要な道具
必要な道具としては、
が必要になる。
F型接栓と同軸ケーブル
F型接栓(コネクタ)は、マックステルの5C用接栓を使用する。
他社製品のF型接栓(コネクタ)でも取り付け(接続)方法は、だいたい同じようなものなので好きなメーカーのものを選べば良い。
同軸ケーブルも同じく、5C用のものを使用する。
最近だと「4K 8K 対応」のものが良いだろう。
外被の皮剥き
では、作業に入る。
まずは、同軸ケーブルの外被の皮剥きを行う。
カッターナイフで同軸ケーブルの外被をカットする。
同軸ケーブルは、上の画像くらいの長さでカット(なれないうちは余裕をもって長めにカットしておくと良い)。
外被の周りに切れ込みを入れる。
縦に切れ込みを入れる。
ペンチで外被を取り除く。
外被の皮剥き完了である。
編組線のカット
次は、編組線(へんそせん)のカットを行う。
忘れないうちにF型接栓のリングは、先に通しておくと良い。
リングを通した。
編組線は、めくりあげておくとカットしやすい。
編組線をニッパーでカット。
カット完了。
ちなみに、カットした編組線はそこらへんに置いておくと指などに刺さったりする(痛い)ので、カットする時はちりとりなどを下に置いて作業すると良い。
絶縁部分のカット
編組線をカットしたら、絶縁物(アルミ箔又はポリエチレン)の部分をカットする。
絶縁部は、編組線から2㎜程度の所でカットする。
絶縁部の周りにカッターナイフで切れ込みを入れる。
切れ込みを入れたら、絶縁部をペンチで取り除く。
絶縁部を取り除いた。
これで、絶縁部分のカット完了。
F型接栓と同軸ケーブルの接続
最後に、F型接栓と同軸ケーブルの接続を行う。
F型接栓を同軸ケーブルの絶縁部と編組線の間に差し込んでいく。
差し込んでいく。
差し込んでいく。
手で差し込めない場合には、ペンチを使うなどして差し込む。
F型接栓が外被に突き当たるまで差し込んだらOKだ。
先端から飛び出ている芯線は、F型接栓の先端から2㎜以上出ないように斜めにニッパーなでカットする。
芯線をカットした。
あとは、前もって同軸ケーブルに入れておいたリングを、F型接栓の根元に寄せてペンチなどで挟んで締める。
リングをペンチで挟んで締める。
締める。
これで、F型接栓と同軸ケーブルの接続は完了である。
以上で、同軸ケーブルにF型接栓を取り付ける(接続する)方法についての解説は終了します。
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