ここでは、スイッチ・コンセントの隙間風対策や断熱効果を高める作用のある、防気カバーを取り付ける方法を紹介します。

 
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スイッチ・コンセントの隙間風対策や断熱効果を高める作用のある、防気カバーを取り付ける

 

 

住宅の壁スイッチや壁コンセントから隙間風が入ってくることがある。

そんな時は、パナソニック製の後付けできる防気カバーを使用すると良いと思う。

 

また、壁のスイッチボックス、コンセントボックスを断熱した際の仕上げとして防気カバーを取り付けることもあり、防気カバーで更に住宅の断熱効果を高めることができるのである。

 

では、そんな防気カバーを取り付ける作業を始める。

 

必要な道具

 

必要な道具としては、

材料

防気カバー 1連用 WV24919

パネルカバー WN37508(ボックスなし工事の場合でグラスウールを使用する壁面)

■器具類(スイッチコンセント

が必要になる。

 

防気カバー

出典:パナソニック

 

 

防気カバーは、パナソニック製の後付けできるものを使用する。

防気カバーには、1連用、2連用、3連用などがあるので用途に応じて使用しよう。

ここでは、1連用(WV24919)を使用する。

 

 

防気カバーの取り付けの際には、ボックスなし工事の場合(グラスウールを使用する壁面)「パネルカバー WN37508」が必要になるので注意したい。

 

ちなみに、防気カバーにはパナソニック製のものではない商品もあり、未来工業の「気密カバー」や日本住環境の「バリアーボックス (S)」などがあって下記のような施工方法がある。

 

参考動画

 

 

 

 

 

 

 

VVFケーブル(電線)のみの状態にする

 

では、作業に入る。

まずは、防気カバーを断熱後に取り付ける場合には、VVFケーブルの被覆を剥いておこう。

 

なので、ブレーカーを切る。

 

 

ブレーカーを切ったら、ボックスからVVFケーブルを取り出して被覆を剥いておく。

 

 

VVFケーブルと電線の被覆を剥く。

 

で後付けの場合には、スイッチ・コンセントの化粧プレート、プレート枠、器具類を外して上記のようにVVFケーブル(電線)だけの状態にしておく。

 

VVFケーブル(電線)を通線し器具類(スイッチ・コンセント)と接続

 

 

 

次は、VVFケーブルの電線を防気カバーの上から、端子穴を狙いながら突きさす。

器具(スイッチ・コンセント)に防気カバーをかぶせて作業すると上手くできそうだ。

 

 

VVFケーブルの電線を防気カバーに突きさしたら、器具類(スイッチ・コンセント)と接続しよう。

 

器具類(スイッチ・コンセント)を壁面に取り付ける

 

VVFケーブルの電線を防気カバーに通線し接続後は、器具類(スイッチ・コンセント)を壁面に取り付ける。

 

 

コンセントと防気カバーをボックスに入れ込む。

 

 

上部のボックスねじをプラスドライバーで締めていく。

 

 

下部のボックスねじをプラスドライバーで締めていく。

 

 

上下のボックスねじをある程度締めたら、もう一度上下のボックスねじを締めて調整すれば器具類(スイッチ・コンセント)の壁面への取り付けは完了である。

 

プレート枠、化粧プレートを取り付ける

 

最後に、プレート枠、化粧プレートを器具類(スイッチ・コンセント)に取り付ける。

 

 

コンセントにプレート枠を取り付ける。

上部の取付ねじをプラスドライバーで締めていく。

 

 

下部の取付ねじをプラスドライバーで締めていく。

 

 

プレート枠が取り付け終わったら、化粧プレートを取り付ける。

 

 

化粧プレートの取り付けが終わった。

あとはブレーカーを入れて、テスターでコンセントの電圧測定をしておくと良い。

スイッチの場合には、スイッチを入り切りして照明などが点灯することを確認しておくと良い。

 

以上で、スイッチ・コンセントの隙間風対策や断熱効果を高める作用のある、防気カバーを取り付ける方法についての解説は終了します。

 

 

 

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