ここでは、床下換気口(通気口、通風口)に後付けでステンレス製(網付き)を取り付ける手順について紹介します。

 
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手順

 

 

 

 

撤去と木材加工

 

①元からある床下換気口(通気口、通風口)を綺麗に取り外し、周囲を綺麗に掃除しておく。

 

②床下換気口(通気口、通風口)が、はまっていた左右と下部の寸法を測り、木材(杉、桧)をその長さに合わせてカットする(私は、厚み30×幅30㎜の杉材を使用したが、桧材があれば桧材が良い、長持ちするのでオススメする)。

 

塗装

 

③カットした木材に防虫・防腐剤の塗装を施す(私は、アサヒペンの発がん性物質を含まない安全タイプと同種のものを塗った)。

 

木材固定 と 床下換気口(ステンレス製)の加工

 

 

 

④床下換気口(通気口、通風口)を取り付けるコンクリート部分に、塗装を施した木材を、左右と下部にコンクリートボンドで固定していく(ちなみに、床下換気口を2個使用して、ダブルで取り付ける場合には、真ん中部分に追加で2本木材を入れて、ビス止めしておく)。

 

 

⑤コンクリートボンドが固まったら、床下換気口(ステンレス製)の位置決めをして、ビス部分に印を付けて、センターポンチを打ち、ステップドリルでビス用の穴をあける(ビス用の穴は、少し大きい方が良い、後で微調整できる為)。

 

床下換気口(ステンレス製)の取り付け

 

 

 

⑥床下換気口(ステンレス製)をステンレスビスピアスビス ステンウスト 4X25で固定していく(私は、ステンレスビスで4箇所固定した)。

 

 

ステンレス製の網そのものを取り付けたい場合

 

床下換気口(ステンレス製)ではなく、ステンレス製の網そのものを取り付けたい場合には、ステンレス製の網 ステンレスメッシュ(目開き2.04 線径0.5 メッシュ10)などを、新しく加工して取り付けた木枠に、そのまま取り付けると良いだろう。

 

私は、ステンレスメッシュ(目開き2.04 線径0.5 メッシュ10)を使用したが、一般的な防虫用(給気用)では「10メッシュ:0.5㎜(線径) 目開き2.54㎜を使用します」的なことが、サイトに記載されていたので、皆さんはこちらを参考にすると良いだろう。

 

 

ディスクグラインダーなどでステンレス網をカット

 

②新しく加工して取り付けた木枠(上記を参考に)に、ステンレス網をあてて、その上からタッカーステンレス製の針を打ち込んで固定していく。

ただ、針が弱そうならステンレスビスで固定するのが良い。

 

 

床下換気口(ステンレス製)の網部分が破損したので、ステンレス枠に再度新しいステンレス製の網を取り付けたい場合

 

 

床下換気口(ステンレス製)の網部分が破損したので、ステンレス枠に再度新しいステンレス製の網を取り付けたい場合には、ステンレス枠と加工したステンレス網(加工などは上記を参考)は、ステン用のボンド(サイレックスなど)で固定すると、色もクリヤーがある為、綺麗に仕上がるだろう(上記の画像は、ステン用ボンドがなかった為、根太ボンドを使用している)。

 

その際には、木材、余ったビス、ブロックなどを利用して接着面をしっかりと密着させて、固定させるのが良いだろう。

 

 

 

以上で、床下換気口(通気口、通風口)に後付けでステンレス製(網付き)を取り付ける手順の解説は終了します。