ここでは、腰高窓(カーテン丈135cm)のカーテンレールの取り付け位置と取り付け方法について紹介します。

 
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腰高窓(カーテン丈135cm)のカーテンレールの取り付け位置と取り付け方法

 

 

では、カーテンレールの取り付けを始める。

 

必要な道具

 

必要な道具としては、

材料

■カーテンレール(持ち上げ式ブラケット)

ーーフルネス Fullness 伸縮カーテンレール クロスライド 2m用(110-200cm) ダブル ダークウッド

■カーテン(丈135㎝)

ーーレースカーテン 幅100cm×丈133cm×2枚組

ーードレープカーテン 幅100cm×丈135cm×2枚組

■木下地用のタッピングネジ

ーー3.0㎜×30㎜ ナベ頭タッピングねじ(鉄)

ーー3.5㎜×30㎜ ナベ頭タッピングねじ(鉄)

■アンカー・プラグ(石膏ボード・中空壁用)

ーーDUOPOWER 5×25 (下穴5㎜ ねじ長さ 29㎜+取付物厚以上)

ーートリプルグリップ TG#8 (下穴6㎜ ねじ長さ 32㎜+取付物厚)

■アンカー・プラグ用のタッピングネジ

ーー3.0㎜×30㎜ ナベ頭タッピングねじ(鉄)

ーー3.5㎜×35㎜ ナベ頭タッピングねじ(鉄)

工具

下地探し どこ太

さしがね

プラスドライバー

玄能プラスチックハンマー

メジャー

鉛筆

■水平器

ーーBIGMAN(ビッグマン) ハンディレベルPRO100MM強力磁石付き

インパクトドライバー

2㎜ドリル(下穴用)

■アンカー・プラグ用の下穴ドリル

ーー5㎜ドリル

ーー6㎜ドリル

脚立

レーザーレベル

■壁面に取り付け可能なレーザーレベル(窓枠が歪んでいる場合、あると便利)

ーームラテックKDS レーザーマーカーレベル KLM-1P

が必要になる。

 

カーテンレール

 

 

カーテンレールは、フルネスの「伸縮カーテンレール クロスライド 2m用(110-200cm) ダブル ダークウッド」の持ち上げ式ブラケットタイプにした。

 

色はダークウッドを選んだ。

 

 

 

最近では、サイドユニット付きタイプや、リングタイプとかのカッコイイのが売ってるので、今度は、サイドユニット付きタイプか、リングタイプを買いたい所存。

 

 

 

 

 

アンカー・プラグ(石膏ボード・中空壁用)

 

 

石膏ボード用のアンカー・プラグとしては、下穴6㎜で3.5㎜用のビスが使用できる「トリプルグリップ TG#8」を選んだ。

 

ビス(ねじ)の長さは、「32㎜+取付物厚」となるので、

3.5㎜×35㎜ ナベ頭タッピングねじ(鉄)」を使用した。

 

ただ、ビス(ねじ)の締め過ぎには注意したい。

 

 

 

 

 

 

作業員Aさん
作業員Aさん
下穴をできるだけ小さくしたい
作業員Bさん
作業員Bさん
ねじ径3.0㎜のねじを使用したい

 

このような場合には、石膏ボード用のアンカー・プラグの「DUOPOWER 5×25」を使えば良い。

 

下穴は5㎜と比較的小さく、ねじ径も3.0㎜(タッピングネジ)でOKだ。

ビス(ねじ)の長さは「29㎜+取付物厚以上」となるので、「3.0㎜×30㎜ ナベ頭タッピングねじ(鉄)」がギリギリで使用できそうだ。

 

ただし、「DuoPower デュオパワー」を石膏ボード用のアンカー・プラグとして使用した場合、空回りすることが多いように私は感じた。

 

「DuoPower デュオパワー」は、基本的にはコンクリート用なんだろうと思う(他メーカーのカタログでは、コンクリート用として紹介されてたからだ)。

 

「まぁでも、カーテンレールとカーテンは、そんなに重いものでもないので、1本、2本くらいは、DuoPower デュオパワーでも問題ないだろう。他のビスがしっかりと木下地にくいこんでるから、抜け落ちたりはしないだろう」

と思うようにした。

 

 

 

 

壁面に取り付け可能なレーザーレベル

 

窓枠が歪んでいる場合には「ムラテックKDS レーザーマーカーレベル KLM-1P」のような、壁面に取り付けできるレーザーレベルがあると便利である。

 

 

 

カーテンレールの分解

 

作業に入る。

まずは、カーテンレールを分解する。

 

 

 

カーテンレールを床に置く。

 

 

カーテンレールに付いてる金具(ブラケット)が4つあると思う。

そのブラケット4つを、いったん分離させる。

 

ブラケットは、全体のねじを緩めると外れるので、プラスドライバーでねじを緩めていく。

 

 

反対側のねじもプラスドライバーで緩めていく。

 

これで、1つのブラケットが外れる状態にはなったが、残りのブラケットのねじも緩めないとレールと分離できない為、残り3つのブラケットのねじも緩めていく。

 

 

残り3つのブラケットのねじを緩めたら、2本のレールを内側に押す。

 

 

すると、2本のレールが外れ、ブラケットとの分離が完了する。

 

 

注意点として伸縮するカーテンレールのブラケットには、「大」と「小」と書かれたブラケットがあるので、ブラケットの取り付けの際は取り付け位置を間違えないようにする。

 

カーテンレールのブラケットを取り付ける位置決めと下地の確認

 

カーテンレールを分解して、レールとブラケットに分離できたら、このブラケットを取り付ける位置決めを行うので、まずはカーテンレールを取り付ける腰高窓の窓枠が歪んでいないか、確認しておく(重要)。

 

なぜなら窓枠が歪んでいる場合には、歪んでいない場所を基準にし、残りのブラケットの位置を決める必要があるからだ。

その際には「壁面に取り付け可能なレーザーレベル」があると、その一箇所を基準として、残りのブラケット位置を簡単に決めることができるので、オススメしたい。

 

 

今回、カーテンレールを取り付ける腰高窓の窓枠に、歪みはみられなかったので、次の作業をする。

 

次は、窓枠を基準にしてメジャーでカーテン丈135cmを測り、カーテンをつけた際、ちょうどバランスが良さそうな

「窓枠から+10㎝の高さ」の所に、私はブラケットを取り付けることにした(窓枠の出っ張り、エアコン、クローゼットなども考慮した上でである)。

 

 

ベストポジションが分からない場合には、

他サイトとかでは、腰高窓の場合「窓枠の下から+15cm〜20cm」の位置にカーテンが来るようにと、説明されているのでこれを参考にすると良い。

 

ちなみにだが

「窓枠の下から10cm〜15cm」の位置がおすすめ、

「窓枠の下から+15㎝」が良い、

とか書いてるサイトもあったので、+15㎝がちょうど良いのかもしれない。

 

 

ではさっそく、窓枠にさしがねを当てて+10㎝の高さを測りたい所だが、私は、いったんレーザーレベルで、壁面の下地がありそうな窓枠の左側にレーザーを当てた(レーザーは、当てなくても問題はない、みやすかったから当てただけだ)。

 

 

木下地は、だいたい上記のような感じで入っているので、これを目安に木下地の位置を定めていく。

 

 

木下地のだいたいの位置にレーザーを当てたら、そこにさしがねを当てつつ、窓枠から左側に1㎝程度離して、窓枠から+10㎝上げた位置に鉛筆で印をつけた。

 

 

あとは「下地探し どこ太」で、ブラケット取り付け位置に木下地があるのかを確認しておく。

 

「下地探し どこ太」で壁に針をさして、手ごたえがあれば下地がある。

そして、この下地が「鉄骨」じゃなくて、「木下地」であることも確認しておく。

「下地探し どこ太」の先端部分に付いてる磁石が、壁面に「ピタッ」と、くっつかなければ「木下地」となる。

 

これで、1箇所のブラケットの位置決めと下地の確認作業が完了した。

残り3箇所も同様に、ブラケットの位置決めと下地の確認作業を行っていけばよい。

 

ちなみに、ブラケットを取り付ける横の間隔は、できれば等間隔が良いが、窓枠から離れた壁面に取り付ける場合には、下地の関係もあるので、私はバランスを見ながら「だいたいこのくらいか」と位置を決めていった。

 

ブラケットの取り付け

 

カーテンレールのブラケットの取り付けの位置決めと下地の確認が終わったら、ブラケットを取り付けていく。

 

 

ブラケットを壁面に押し当てて、ビス(ねじ)位置に印をつけ、インパクトドライバーに2㎜ドリルをセットし下穴をあけ、ビス(ねじ)をプラスドライバーで締めていく。

 

ビス(ねじ)は「3.5㎜×30㎜ ナベ頭タッピングねじ(鉄)」を使用したが、真っ直ぐビス(ねじ)が打てず、ビス(ねじ)位置がずれそうなら「3.0㎜×30㎜ ナベ頭タッピングねじ(鉄)」を使用した方が良い(ブラケット位置の微調整ができる為)。

 

 

ビス(ねじ)をプラスドライバーで締めた。

 

 

水平確認をしたら、1つ目のブラケットの取り付けは完了である。

 

 

2つ目のブラケットを取り付ける。

この箇所には下地がない為、石膏ボード用のアンカー・プラグ(トリプルグリップ TG#8)でブラケットを固定する。

 

なので、インパクトドライバーに6㎜ドリルをセットし、ブラケットのビス(ねじ)位置に下穴をあけていく。

 

 

6㎜の下穴をあけた。

 

 

下穴に「トリプルグリップ TG#8」を差し込む。

 

 

玄能で、軽く叩いて押し込む(プラスチックハンマーとかの方が良いのか…どっちでも良いか)。

 

 

壁面を触りアンカー・プラグが、平らであることを確認しておく(平らじゃないと、ブラケットが出っ張ってしまう為)。

 

 

ブラケットを壁面に押し当てながら、ビス(ねじ)をプラスドライバーで締めていく。

ビス(ねじ)は「3.5㎜×35㎜ ナベ頭タッピングねじ(鉄)」を使用した(このアンカー・プラグでは、ねじ径3㎜は使用不可となっている為)。

 

ねじ径3㎜を使用したい方は「DUOPOWER 5×25」のアンカー・プラグを選ぶ必要がある。

 

 

ビス(ねじ)を締め終わった。

これで、2つ目のブラケットの取り付けが完了した。

 

残り2つのブラケットも同じ要領で取り付けていく。

 

 

4つのブラケットを取り付け終わった。

 

木下地が思った場所に入ってなかったり、下地があっても鉄骨下地で、鉄骨下地にはビス打ちしたくなかった為、2箇所はアンカー・プラグを使用して、ブラケットを取り付けたりした。

 

レールをつけて固定する

 

ブラケットを取り付け終わったら、レールをつけて固定する。

 

 

レールの左右を調整しつつ、ブラケットに「カチッ」とはめる。

 

 

「カチッ」とはまった。

 

 

残り3つのブラケットにも、レールを「カチッ」とはめる。

 

 

レールを「カチッ」とはめたら、

私は「レールを窓枠から左右10㎝ずつ出るようにしよう」と、長さを調整したが、近くに壁があった片方は、少ししか出せなかった。

 

あと、読者の方は「窓枠から最後のランナー(キャップストップ)までが10㎝」とかでも良いし、そう説明してる場合も多い。

 

一般的には、

・機能性カーテンレールは「左右10㎝以上」

・装飾カーテンレールは「左右15㎝以上」

くらいは、レールを窓枠から左右に出すように、と書かれていることが多い。

周囲の状況に合わせて、調整してくれ。

 

 

レールの調整が終わったら、ブラケットのねじをプラスドライバーで締めていく。

 

 

4つのブラケットのねじを締め終わった。

 

 

レールが1つ付いたので、水平を確認しておく。

水平確認ができたら、2つ目のレールを取り付ける。

 

 

1つ目と同様に2つ目のレールをブラケットに「カチッ」とはめて、ねじをプラスドライバーで締めればOKだ。

 

 

2つ目のレールを取り付けた。

これで、レールの取り付けは完了である。

 

カーテンを付けてみる

 

カーテンレールの取り付けができたら、カーテン丈135cmのカーテンを付けてみる。

 

 

既製品の「幅100㎝×丈133㎝×2枚組」のレースカーテンを付けた(薄手のレースカーテンは、厚手のドレープカーテンよりも2㎝短いサイズになってる)。

 

 

既製品の「幅100㎝×丈135㎝×2枚組」のドレープカーテンを付けた。

 

 

ドレープカーテンをあけてみる。

 

 

カーテンを全開にしてみる。

問題ないようだ。

 

以上で、腰高窓(カーテン丈135cm)のカーテンレールの取り付け位置と取り付け方法についての解説は終了します。

 

 

 

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