投稿者:デンキ

 

ここでは、床下換気扇の撤去方法(取り外し方)を紹介します。

 
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床下換気扇の撤去方法(取り外し方)

 

では、床下換気扇の撤去方法(取り外し方)を始める。

 

 

必要な道具

 

必要な道具としては、

が必要になる。

 

床下換気扇

 

数十年前に取り付けられた床下換気扇に寿命がきているので、撤去します。

これは、訪問セールスによって付けられたものだそうだ。

床下換気扇は、湿気が多い場所には良いものだが、ただ、全く稼働していないなら本来入ってくるはずの通気口からの風をさえぎることになるので外した方が無難である。

もちろん撤去しない、という場合には、修理した方が良い場合もある。

 

また「電気代が惜しい」という方や、「床下換気扇の効果を実感できない」と思っている方は撤去して、他の湿気対策を施した方が無難である。

 

デンキさん

状況によって修理か撤去かの判断をしましょう。床下の湿気対策には、換気扇以外にも床に竹炭を敷くなどの方法もあるからです。

 

制御盤を外す

 

では作業に入る。

まずは床下換気扇の制御盤を外すので、床下換気扇を制御するボックスを見つけよう。

 

 

制御盤を見つけたら、中を確認する。

 

 

制御盤の電源が100Vのコンセントタイプなら、そのコンセントプラグを外す。

これで、床下換気扇への電気を遮断することができる。

 

デンキさん

もっと安全に作業したい方は、大元である100Vのブレーカーを切っておくと良いです。

 

 

電源は遮断したので、次は換気扇に電気を送っている電線を撤去しよう。

直流電圧を送っている場合には、DCなのでその負荷側にあたる「プラス」と「マイナス」の端子盤からその電線を外す。

 

ちなみに電源を入れて、テスターで測ると直流の12V~程度が流れているのがわかる。

 

 

電源(プラグ)が入っていないのを再度確認して、端子盤のネジを緩める。

 

 

両方とも緩める。

 

 

電線を外す。

 

 

負荷側(換気扇)の電線を外し終えたら、次は制御盤本体を外す。

制御盤は、上下をネジ止めしてあると思うので、そのネジを外そう。

 

 

全部のネジを外したら、制御盤を外すことができる。

外した制御盤は床に置いておく。

これで、制御盤を外す作業は完了である。

 

負荷側の末端処理

 

次は、先程外した負荷側(換気扇)の電線の末端処理を行う。

 

 

負荷側(換気扇)の電線にステップルが打ってある場合には、ウォーターポンププライヤーで外そう。

 

 

全部外すとこんな風に垂れ下がってくる。

 

 

ある程度の長さの所でペンチなどを使い電線を切る。

 

 

末端処理をするので、壁の中に電線を押し込む。

 

 

電線を押し込んだあとは、

床下で作業がしたいので、隣の部屋に向かい、畳を上げる。

畳はマイナスドライバーがあれば持ち上げることができる。

 

 

マイナスドライバーは畳のヘリに差す。

そして、持ち上げる。

 

 

隙間ができたら手を入れて畳を持ち上げる。

 

 

これで畳を外すことができた。

 

 

畳を上げたら、今度は床板を剥がす。

バールがあれば簡単に剥がすことができる。

 

 

残った釘は、釘抜き付きハンマーで抜く。

で、あと数枚の床板を剥がせば、たぶんさっき押し込んだ電線が見えてくる。

 

 

電線が見えたら、その電線をこちら側(自分側)に引っ張る。

 

 

電線の被覆をカッターナイフで剥ぐ。

 

 

黒と白の電線それぞれにテープ巻きをする。

 

 

最後に、黒と白の電線をまとめてテープ巻きをする。

テープ巻きした電線は、床下の邪魔にならない場所に留めておく。

 

 

あとは、床板を元通りにすれば負荷側(換気扇)の末端処理は完了である。

 

床下換気扇の取り外し

 

次は、床下換気扇の取り外しを行う。

外に出て床下換気扇のある場所に移動しよう。

 

 

床下換気扇を見つけたら、まず見えている4つのビスを外そう。

 

 

プラスドライバーで外していく。

 

 

4箇所外したらこんな感じで、カバーが外れる。

 

 

で、中もビス止めしてあるのでそれも外す。

 

 

外したら、床下換気扇を引っ張り出す。

 

 

引っ張り出した床下換気扇。

これで、床下換気扇を取り外す作業は完了である。

 

床下換気扇の末端処理

 

次は、この引っ張り出した床下換気扇に先程と同じように末端処理を施していく。

 

 

末端処理を行うので、邪魔な部分の電線をペンチで切断する。

 

 

被覆を剥ぐ。

VVRはカッターナイフで周囲に切れ目を入れて被覆を剥ぐ。

 

 

ペンチでこねて引っ張ると、スルッと剥げる。

 

 

そうしたら、このようになる。

 

 

あとは、先程と同じように黒と白の電線にテープ巻きを施していく。

 

 

終わったら、黒と白の電線をまとめてテープ巻きを施す。

 

 

これで床下換気扇の末端処理は完了である。

 

 

末端処理した電線は邪魔にならない場所に留めておく。

なるべく空中に留めておいた方が良い。

 

通気口カバーの取り付け

 

床下換気扇を外し終え末端処理を施したら、最後に通気口カバーの取り付けを行う。

 

床下換気扇を外すと通気口がすっぽりと空いてしまうので、そこには今までしていた床下換気扇のカバーをもう一度取り付けても良いのだが、その際には、ビス止めができるようにドライバードリルなどでステンの取り付け枠に穴を開ける加工が必要になる。

 

 

で、穴を開ける場合には、赤丸の位置に穴を開けるので、床下換気扇と取り付けカバーを重ねて上からポンチで叩いて印を付けよう。

 

 

床下換気扇と取り付けカバーを重ねる。

 

 

裏返しにする。

 

 

ポンチを使って中心に印を付けるのでハンマー(げんのう)で上から叩く。

 

 

4箇所全てにポンチで印を付ける。

 

 

あとは、ドライバードリルにステン用のドリルをセットして、穴あけを行う。

ちなみにここでは、4.5㎜のドリルを使用したのである。

 

デンキさん

注意点として、ビスとピッタリの穴を開けると、穴の位置が少しずれるとあとで取り付け枠を取り付けることができなくなる場合があります。少し余裕を持って大きめの穴を開けるのが無難です。

 

 

ポンチで印を付けた場所にドライバードリルで穴を開ける。

 

 

穴が開いた。

 

 

4箇所全て開けたらこんな感じになる。

 

 

穴開け後は、裏側から穴を開けたので、表面にバリが付いていると思うのでバリ取りをしよう。

大きめのバリはタガネやペンチなどで取ってから、細かいバリは、荒目のミガキスポンジとかでも良いと思う。

ただ、傷が付くかもしれない。

 

デンキさん

しっかりとバリ取りするには、専用の工具を購入した方が無難です。軸付砥石、軸付ゴム砥石これらの工具を使うと楽に綺麗にバリ取りができます。

 

 

バリ取りが終わったら、通気口カバーを取り付ける。

 

 

ビスは、1、2、3、4、の順に対角になるようにまずは軽く締める。

ビスが全部入った所で、最後に4箇所しっかりと締めていく。

 

 

ビスを締め終われば完成である。

 

デンキさん

ちなみにですが、新しいタイプの通気口カバーを取り付ける方法もあります。

 

床下換気口(通気口、通風口)カバーの取り付け方法(後付けDIY)

 

以上で、床下換気扇の撤去方法(取り外し方)についての解説は終わります。

 

 

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関連記事

 

床下換気口(通気口、通風口)カバーの取り付け方法(後付けDIY)

■床下の湿気対策

 

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ここでは、浴室(お風呂場)の照明器具をLEDタイプの照明に交換する方法を紹介します。

 
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浴室(お風呂場)の照明器具の交換方法

 

 

では浴室(お風呂場)の照明器具の交換を始める。

 

必要な道具

 

必要な道具としては、

が必要。

 

照明器具

照明器具については、元々設置してあった同等の物に取り換えるので、ここではスワン電器(SWAN)の防雨・防湿型のLEDタイプに取り換える。

 

ちなみに、このタイプは防雨・防湿型なので、浴室・洗面所・玄関・勝手口用としても使用できる。

あと近くの「○○電器」でこの商品を購入したら、4298円もしたけどAmazonで見てみると2500円~購入できるようなのでネットでの購入をおすすめする。

 

 

交換準備

 

では作業に入る。

まずは、新品の照明器具(LED)を分解して交換する準備をしておこう。

 

 

簡易的なプラスチックのケースから、照明器具(LED)を取り出して3つに分解しておく。

 

 

次に、古い照明器具のグローブ(カバー)を外す。

 

デンキさん

照明を今までつけていた場合には、熱を持っていますので注意してください。

 

 

電球も外し、交換準備は完了。

 

古い照明器具の取り外し

 

交換準備が終わったら、次は古い照明器具の取り外しを行う。

それと電源が入ったままでの作業は危険なので、ブレーカーは必ず切っておくようにしよう。

 

デンキさん

これから行う作業には、電気工事士の資格が必要です。

 

 

このタイプの照明器具は2つのビスで留めてあるだけなので、そのビスを外す。

 

 

両方のビスを外す、あるいは緩めると器具が外れる。

あとこのタイプはがいし部分も外さないと外れないタイプなので、それも外す。

 

 

すると、電線部分が見えてくる。

電線の取り外しが難しい場合には、ニッパーやペンチ等で電線を切断する。

 

 

電線を切断した。

 

 

アース部分(接地)は、プラスドライバーでねじを緩めて外す。

 

 

終わったらこんな感じになる。

 

 

あとはプラスチックの本体を外して、ベースパッキンはニッパーで切り込みを入れて外す。

 

電線の接続(圧着)

 

古い照明器具の取り外しが終わったら、次は電線の接続(圧着)を行う。

 

 

黒と白の電線の被覆をペンチorニッパーorカッターナイフで剥ぐ。

 

 

こんな感じになる。

で、ここからは新しいタイプの器具が差し込み穴タイプになっているので、この場合には単線(1.6mm)を、より線(黒と白)に接続しなければならないのである。

 

 

このくらいの単線(1.6)を使用する(前もって両端の被覆を剥いておくと作業が楽になる)。

 

 

単線の用意ができたらそれを、圧着ペンチで圧着する。

 

白のより線と白の単線を圧着!

 

 

黒のより線と黒の単線を圧着!

 

 

白と黒の電線の圧着が終わったら、先端の余った電線をペンチでカットしておく。

 

 

あとは、絶縁テープでテープ巻きをして完成する。

 

 

白のテープ巻き完了。

 

 

黒のテープ巻き完了。

 

 

ちなみに、黒と白の接続部分は壁の中に入れておくと器具取り付けの際に邪魔にならないが、基本的には、器具内に収まるようにしなければならない。

 

より線は、以前の圧着部分を残さず根元部分で切って、圧着作業をしていれば器具内に綺麗に収まったかも…と後悔している。

 

照明器具(LED)の取り付け

 

電線の接続(圧着)が終わったら、次は照明器具(LED)の取り付けを行う。

 

 

まず、ベースパッキンにニッパー等で上記のような穴を開けよう。

そうすることで、ビスや、電線を通しやすくすることができるのである。

 

デンキさん

穴を開けずにそのまま取り付けようとすると、上手くパッキンが張り付かずそこから水が入ってくることもあるので注意してください。

 

 

で、穴を開けたらまずは電線を通しておく。

 

 

そうしたら、本体の差し込み穴に黒と白の電線を差し込んでいく(電線はストリップゲージに合わせてカットする)。

 

白は「W」に、黒はもう一方の差し込み穴に差そう。

しっかりと差し込むことが必要である。

 

 

差し込みが完了したら、電線を軽くとぐろを巻くように曲げて本体に電線が収まるように調整しておこう。

 

 

次は、緑色の電線(アース線)を本体に取り付ける。

しかし、アース線が短い場合にはドライバー類は隙間には到底入らないので、困ることになる。

でも「スリムオフセットドライバー」という極薄のドライバーを使用することでアース線をしっかりと留めることができるのだ。

 

 

「スリムオフセットドライバー」

 

 

 

スリムオフセットドライバーを使用すると、上記のように簡単にアース線を取り付けることができる。

 

 

あとは、本体をしっかりとビス(ブッシングも忘れずに)で壁に固定すれば、照明器具(LED)の取り付けは完了である。

 

完成+テスト

 

照明器具(LED)の取り付けが完了したら、最後に点灯テストを行うので適合するランプを器具に取り付けよう。

 

 

LEDランプを取り付ける。

 

 

グローブ(カバー)を時計回りに回して取り付ける。

 

 

作業が終わったら、ブレーカーを入れてスイッチをONにする。

ランプが点灯すればOKである。

 

以上で、浴室(お風呂場)の照明器具をLEDタイプの照明に交換する方法の紹介を終わります。

 

 

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電気スイッチの交換方法(片切り)

 

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ここでは、テレビコンセント(端子)の交換方法について紹介します。

 
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テレビコンセントの交換方法

 

 

では、テレビコンセントの交換を始める。

 

必要な道具

 

必要な道具としては、

■テレビ端子(パナソニック・WCS3063WK)

ダブルコンセント(パナソニック・WN1302P)

プレート(パナソニック・WN6074W)

電気工具一式

プラスドライバー

マイナスドライバー

ペンチ

ニッパー

テスター(回路計)

日本アンテナ BS/UHFチェッカー[NL30S]

紙ヤスリ

が必要になる。

 

テレビコンセント(端子)

出典:パナソニックカタログ

 

テレビコンセント(端子)については、「パナソニック・WCS3063WKの電流通過形のテレビターミナル型」を使用する。

 

このタイプは、分配配線方式の「電源挿入型」になる。

さらに施工時には、アンテナ線との接続が「らくらく端子構造」なので、心線を差し込んでネジを締めるだけで作業が終わるので楽である。

 

デンキさん

パナソニックの「WCS3063WK」は、地デジ/BS/CSに対応します。地上デジタル放送(UHF)のみを視聴したい場合でも使用できます。

地上デジタル放送(UHF)のみを視聴したい場合

注意点として、「WCS3063WK」タイプと「WCS47628W」タイプは外見上よく似ています。しかし、「WCS47628W」タイプの場合には、送り配線方式(直列ユニット)で、一部の商品(WCS47612WK)との組み合わせでは「WCS47628W」からの電源が供給されない、などの違いがあります。

 

ちなみに、テレビコンセントには「分配配線方式」「送り配線方式」、「端末用」「中継用・送り配線用」、「電流通過型」「電源挿入型」などの種類があってややこしい。

これらの違いについては、わかりやすく紹介しているページがあるので確認しておこう。

 

テレビコンセント(端子)の種類

 

パナソニック

 

分配配線方式(ターミナル方式)とは

送り配線方式(テレビコンセント方式)とは

電流通過型とは

「BS/110度CS放送(衛星放送)」を視聴するには、「BS/110度CSアンテナ」や 「電源分離型ブースタ」に「DC15V」電源を供給する必要があります。

 

「電流通過形」「テレビコンセント」や「分配器」等の電源供給の機能を現しています。

 

電流通過の経路に注意して選定する必要があります。 入力端子と、TV接続口の間で電流通過するものを「電源挿入型」という 言い方をする場合があります。

 

供給する方法は、下記の2通りあります。

1:ブースタから電源を供給

2:BSチューナー(テレビ、ビデオ、DVDレコーダー)から電源供給

 

出典:電流通過型とは(パナソニック)

 

デンキさん

企業によっては、「電流通過形」「電源挿入型」の呼び方にも違いがあるようです。選定する際には、電流通過の経路に注意して選定しましょう。詳しくは下記のテレビコンセント(端子)の選び方を参照してください。

 

 

 

 

4K・8K

 

 

出典:4K・8K衛星放送を視聴するための準備

 

最近では、「4K・8K衛星放送」に対応するためのテレビコンセント(端子)も発売されているので、将来のために備えて、4K・8K衛星放送に対応するテレビコンセント(端子)に変更しておくのも良いようである。

 

 

 

カバー(化粧カバー)を外す

 

では作業に入る。

まずは、テレビ端子の隣にコンセントがあるタイプの場合には、ブレーカーを落としておこう。

誤って、感電してしまうことがあるからである。

 

 

ブレーカーを落としたら、カバーを外す。

上下にあるネジ(ビス)を外そう。

 

 

ネジを外してもカバーが外れない場合には、マイナスドライバーをカバーの隙間に入れてテコの原理で外す。

 

 

で、カバーを外したら、壁紙が取り付け枠に覆いかぶさっている場合には、壁紙を取り付け枠に沿ってカットしよう。

 

 

壁紙をカットしたらこんな感じになる。

 

テレビコンセントの取り外し

 

次は、テレビコンセントを取り外す作業を行う。

 

 

上下のネジを外そう。

 

 

そうしたら、テレビコンセントを引っ張る。

 


 

テレビ端子のネジを緩めれば、アンテナ線が簡単に外れる。

これで、テレビコンセントの取り外しは完了である。

 

テレビコンセントの取り付け

 

取り外しが終わったら、次はテレビコンセントの取り付けを行う。

 

 

テレビ端子に「取り付け枠」を取り付けよう。

 

ちなみに、取り付け枠は先程外した取り付け枠に問題がなければそちらを使用しよう。

じゃないと枠がピッタリと合わなくなる。

もし新品の取り付け枠に変える場合には、同様のものに取り換えることが必要である。

 

 

ここでは、上記の取り付け枠を使用した(ちなみに、この取り付け枠は後になって合わないことに気付いて、元々付いていたものに取り替えた)。

 

 

テレビ端子に取り付け枠をはめる。

 

 

マイナスドライバーで、テレビ端子が外れないように「枠部分」を押す。

 

 

端子部分を手で揺すっても「ガタガタ」しなければOKである。

 

 

あとは、アンテナ線をストリップゲージ(9mm)に合わせてカットして、向きを間違えないように「IN」部分にアンテナ線を差し込む。

 


 

アンテナ線を差し込んだらネジを締めて固定しよう。

 

 

壁の中にアンテナ線を入れて、取り付け枠の上下のネジを締めればテレビコンセントの取り付けは完了である。

 

ちなみに、私は取り付け枠が隣の枠とピッタリと合わないことに気づいたので、取り付け枠は元のものに取り替えた。

 

ダブルコンセントの交換

 

2連用の場合には、テレビ端子の隣が「ダブルコンセント」だったりするので、古い場合には一緒に取り替えておいた方が良い。

 

デンキさん

この作業には、電気工事士の資格が必要です。

 

ここでは、ダブルコンセントを交換する。

 

 

取り付け枠のネジを外してコンセントを取り出す。

 

 

電線に余裕がある場合には、ニッパーで電線を切るとコンセントを電線から簡単に外すことができる。

 

 

切った電線の被覆をペンチで剥ぐ。

被覆を剥ぐ幅は、ペンチ幅より若干短いくらいでOKである。

 

 

で、剥いだ被覆が電線に残っていたりする場合には、しっかり取り除いておく。

 

ちなみに、電線が変色していて緑青(青錆)が発生しているとか、電気の通りが悪そうな場合には、私は、紙やすり(150)などで軽く研磨することもある。

 

劣化が酷い場合には、天井裏に上がってVVFケーブルごと、取り替えることも検討するようにしている。

 

 

 

4本とも被覆を剥いだ。

 

 

あとは、本体を取り付ける。

ここでは、「パナソニック・WN1302P」を使用する。

 

 

電線は、ストリップゲージに合わせて長い場合にはカットする。

カットしたら、元々電線が差さっていた個所に電線を差し込んでいく。

この時、電線はしっかりと奥まで差し込もう。

 

デンキさん

ここでは、黒の電線を「W」の差し込み穴に差していますが、基本的には「W」には白の電線を差さないといけません。

 

 

元のように4本とも電線を差し込んだら、壁の中に電線が入るように電線を曲げよう。

 

 

電線が綺麗に入ったら、取り付け枠のネジを締めていく。

 

 

上下とも締めたら、テレビ端子の方のネジもしっかりと締めておこう。

2つの取り付け枠がピッタリと合っているかも確認しておこう。

これで、ダブルコンセントの取り付けは完了である。

 

化粧枠と化粧カバーの取り付け(完成)

 

本体の取り付けが終わったら、化粧枠を取り付ける。

 

 

ここでは、「パナソニック・WN6074W」を使用する。

 

 

化粧カバーを分解する。

 

 

化粧枠を取り付けて上下のネジを締める。

 

 

化粧カバーを取り付ければ完成である。

 

測定

 

最後にブレーカを入れて、コンセント側の電圧測定を行う。

 

 

テスター」のテスター棒をコンセントに差して、電圧が100VあればOKである。

 

デンキさん

電圧は上下とも確認しておきます。

 

ちなみにテレビコンセント(端子)側は、日本アンテナ BS/UHFチェッカー[NL30S]を使用すれば、テレビが観れるのか(アンテナの電波受信強度)を簡単に確認できるので便利だ(ただし、電波が弱い(ブースターがない)とLEDランプが点灯しないのが難点)。

 

以上で、テレビコンセント(端子)の交換方法についての解説は終わります。

 

 

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ここでは、電気スイッチの交換方法(片切り)について紹介します。

 

電気スイッチ(フルカラーシリーズ)の性能比較表
 
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電気スイッチの交換方法

 

 

では、電気スイッチの交換を始める。

ちなみにこの作業には、電気工事士の資格が必要である。

 

必要な道具

 

必要な道具としては、

片切りスイッチ(パナソニック・WNP5101MWP)

電気工具一式

プラスドライバー

マイナスドライバー

ペンチ

ニッパー

絶縁テープ

紙ヤスリ(サンドペーパー)

が必要になる。

 

電気スイッチ

電気スイッチ(片切り)については、「パナソニックのモダンプレート付」を使用する。

このタイプは、取り付け枠、化粧枠、化粧カバーが元から付いているので作業が楽なのである。

それに、後になって「化粧カバーが合わないよーー」ということがないのでおすすめ、という私の個人的見解である。

 

 

カバー(化粧カバー)を外す

 

では作業に入る。

まずは、ブレーカーを落とそう。

 

デンキさん

ブレーカーを落とさないと危険です。

 

 

化粧カバーの上下のネジ(ビス)をプラスドライバーで外す。

そうしたら、簡単にカバーを外すことができる。

外れない時には、マイナスドライバーをカバーの隙間に差し込んでテコの原理で外す。

 

 

カバーを外したらこんな感じになる。

で、よく見ると「取り付け枠」に壁紙が覆いかぶさっている。

これでは、電気スイッチの交換作業の邪魔になるので、カッターナイフなどで取り付け枠に沿って綺麗に壁紙をカットしよう。

 

 

こんな感じにカットする。

 

電気スイッチを外す

 

次は、電気スイッチを外す作業を行う。

 

 

取り付け枠の上下のネジを外すと、こんな感じで壁の中から取り出すことができるのである。

 

 

スイッチには、電線がきているのでその電線も外そう。

電線が差さっている場所の隣に、マイナスドライバーが入りそうな穴(はずし穴)があるので、そこにマイナスドライバーを差し込んで電線を外そう。

 

 

マイナスドライバーは上から押す。

すると、電線が外れる。

電線が外れない場合には、手で電線を引っ張りながら、マイナスドライバーで押しながら外すと外れやすい。

 

デンキさん

電線がどうしても外れない場合には、電線をニッパーで切断します。ただし電線に余裕がない場合には、あまりおすすめはできません。

 

 

両方の電線(白・黒)が外れるとこんな感じになる。

これで、電気スイッチの取り外しは完了である。

 

 

ちなみに、電線が変色していて緑青(青錆)が発生しているとか、電気の通りが悪そうな場合には、私は、紙やすり(150)などで軽く研磨することもある。

 

劣化が酷い場合には、天井裏に上がってVVFケーブルごと、取り替えることも検討するようにしている。

 

電気スイッチの取り付け

 

で、本体の取り外しが終わったら、次は電気スイッチを取り付ける。

 

 

ここでは、「パナソニック・WNP 5101 MWP」を取り付ける。

 

 

化粧カバーを外そう。

 

 

そうしたら、「取り付け枠」と「片切りスイッチ」のみの状態にする。

 

 

電線をストリップゲージ(10mm)に合わせて、長い場合には電線をカットする。

 

 

ストリップゲージにピッタリ両方とも合ったら、電線を差し込み穴に差し込んでいく。

 

 

黒を差し込んだら、その隣の差し込み穴に白を差す。

 

 

電線は両方ともしっかりと差し込もう。

ちなみに、この場合「片切りスイッチ」なので黒と白の電線を逆に差し込んでも使用は可能なのである。

 

 

電線に傷がある場合には、絶縁テープを巻いて補強しておく。

 

 

電線を曲げて、本体が壁の中に収まるようにしよう。

 

 

取り付け枠の上下のネジを締めれば、電気スイッチの取り付けは完了である。

 

化粧枠と化粧カバーの取り付け(完成)

 

取り付け後は仕上げの「化粧枠」を取り付ける。

 

 

化粧枠の上下のネジを締めよう。

 

 

あとは、化粧カバーを取り付ける。

これで、完成である。

 

点灯テスト

 

電気スイッチの交換後は、点灯テストを行う。

スイッチを入れて、負荷側の蛍光灯などが無事に点灯すればOKである。

 

 

スイッチを入れる。

 

 

蛍光灯が点灯した。

 

デンキ
デンキ
光っとる・・・まぶしい。

 

以上で、電気スイッチの交換方法(片切り)についての解説は終わります。

 

 

 

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関連記事

 

スイッチ・コンセントの隙間風対策や断熱効果を高める作用のある、防気カバーを取り付ける方法

 

 


 

 

 

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ここでは、壁コンセントの交換方法について紹介します。

 
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壁コンセントの交換方法

 

 

では、壁コンセントの交換を始める。

 

必要な道具

 

必要な道具としては、

が必要になる。

 

ちなみに壁コンセントの交換には、電気工事士の資格が必要になるので注意しよう。

あと化粧カバーの交換だけなら資格は要らないから、取り換えは可能である。

 

コンセント

コンセントについては、「パナソニックのモダンプレート付き」がおすすめである。

仮にコンセントを単品で、化粧カバーを単品で、購入した場合には、これら2つが違うメーカーだったりすると合わずに「ブカブカ」になることがある。

これだと見栄えが悪いし、あと単品の場合には「わたり」を取る作業がかなりめんどくさい。

なので、壁コンセントの交換をする際には、「パナソニックのモダンプレート付きダブルコンセント」がおすすめだよ、という個人的見解を述べてみた。

 

 

カバー(化粧カバー)を外す

 

では作業に入る。

まずは、コンセントのブレーカーを落とそう。

 

デンキさん

ブレーカーを落とさないと感電することがあります。注意してください。

 

 

カバーを外すので、ビス(ネジ)を緩めよう。

 

 

ネジが緩んだら簡単にカバーは外れる。

もし外れない時には、マイナスドライバーなどをカバーの隙間に入れて、テコの原理でカバーを外す。

 

コンセントを外す

 

カバーを外したら、次はコンセント本体を外す。

 

 

コンセントを外す際には、上記のように壁紙がコンセントの取り付け枠に覆いかぶさっていることがたまにある。

こういう場合には、カッターナイフなどで取り付け枠に沿って、綺麗に壁紙をカットしておこう。

 

 

こんな感じである。

 

 

そうしたら、上下にあるネジを緩めよう。

 

 

壁からコンセントを取り外すことができた。

 

 

あとはコンセントから電線を外す。

電線に余裕がある場合や、電線が焦げている場合には、ニッパーなどで切って外した方が良い。

 

 

これで、コンセントを外す作業は完了である。

 

電線の被覆を剥ぐ

 

次は、先程切断した電線の被覆を剥ぐ作業を行う。

 

 

ペンチで被覆を剥ぐ。

剥ぐ間隔としては、ペンチ幅より若干短いくらいである。

 

 

電線と被覆がピッタリとこびりついている場合には、剥いだ被覆を回転させながらペンチで引っ張ると剥がれやすい。

 

 

終わったら、こんな感じになる(電線に被覆が残っていたりする場合には、しっかり取り除いておく)。

 

ちなみに、電線が変色していて緑青(青錆)が発生しているとか、電気の通りが悪そうな場合には、私は、紙やすり(150)などで軽く研磨することもある。

 

劣化が酷い場合には、天井裏に上がってVVFケーブルごと、取り替えることも検討するようにしている。

 

 

 

白と黒の電線の被覆を剥ぎ終わった。

これで、電線の被覆を剥ぐ作業は完了である。

 

コンセントの取り付け

 

電線の被覆を剥いだら、さっそくコンセントを取り付ける。

 

 

ここでは、「パナソニック・WNP 1302MWP」を取り付ける。

 

 

化粧カバーを外そう。

 


 

そうしたら、「コンセント」と「取り付け枠」のみの状態にする。

 

 

電線をストリップゲージに合わせて、少し長い場合にはカットする。

 

 

向きを確認して、電線を差し込む。

この時「黒」は「Wと書かれていない方」に差すのが基本。

「白」は「Wと書かれている方」に差す。

 

ちなみに、このタイプはダブルなので、上に差すか下に差すかはどちらでもOKである。

ただし列は揃えた方が無難である。

 

 

電線は奥までしっかりと差し込もう。

 

 

あとは、コンセントが綺麗に壁の中に収まるように電線を曲げて中に入れる。

 

 

ネジを締めれば、コンセントの取り付けは完了である。

 

化粧枠と化粧カバーの取り付け(完成)

 

コンセントの取り付け後は、仕上げの化粧枠を取り付ける。

 

 

化粧枠は、上下のネジを締めれば簡単に取り付けられる。

 

 

化粧枠を取り付けたら、あとは化粧カバーを取り付けて完成である。

 

電圧測定

 

コンセントの交換が完了したら、最後にブレーカーを入れよう。

そして、テスターを使って電圧測定を行う。

 

 

テスター」のテスター棒を壁コンセントに差し込んで、電圧が100Vあるかどうかを確かめる。

ちなみにこの場合には、交流の300Vに合わせているので上記のようになっているのである。

 

デンキさん

電圧は上下とも測定しましょう。

 

以上で、壁コンセントの交換方法についての解説は終わります。

 

 

 

 

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