- 投稿 2021/01/04更新 2021/01/04
- DIYブログ
ここでは、一番簡単で綺麗にできる襖の張り替え方法(両面テープ貼り)について紹介します。
襖の張り替え方法(両面テープ貼り)

では、襖の張り替えを始める。
必要な道具
必要な道具としては、
が必要になる。
襖紙とふすま用両面テープと引き手

襖紙は、高級感がでそうな「木目調 山水No.563ウォールナットブラウン柾目」の襖紙を選んでみた(ネットで買ったが値段が高かった)。

ふすま用両面テープは、「リンテックコマース株式会社」の商品を購入した。
一個で4枚分は、貼れる。
商品には、一応説明書も付属しているが、私はその通りには作業していない(なんか、やりにくそうだったからだ)。
ちなみに、私的には、ふすま用両面テープを使用した襖の張り替え方法が一番簡単で、綺麗に仕上がる印象である。

引き手は、襖紙に合うように「ステンレス製のもの」に取り換える。
この引き手の寸法は、
穴の直径……約49、5mm 全体の直径……約75mm
となっている。
引き手を購入すると新品の釘も付いていた。
襖紙の確認
作業に入る。
まずは、襖紙にテープが貼れる(和紙)タイプであることを確認しておく。
一度、襖紙にマスキングテープなどを貼ってみて、しっかりとくっつくか確認しておこう。
ビニール製や糸が入っている襖紙、表面が樹脂加工された襖紙の場合には、剥がしてから新しい襖紙を貼る必要がある。
また、汚れほこりがある襖紙はキレイに拭き取ってから、新しい襖紙を貼る必要があるのだ。
引き手をはずす

下地がテープを貼れる(和紙)タイプであることを確認したら、次は襖の引き手をはずす。

引き手は、上下に短い釘が打ってあるので、それを「鋲(びょう)ぬき」で引き抜く。
硬くて引き抜けない場合には、鋲(びょう)ぬきのバール部分を「引き手」と「襖本体」の間に入れて軽く持ち上げる。
すると、釘の頭が少し飛び出すのでそれを鋲(びょう)ぬきで、引き抜くといいです。
私は、引き手も取り替えるので、綺麗にはずさなくてもよかったので、ラジオペンチを使用して、少し引き手に傷が付いたがはずした。

引き手をはずした。
両面テープ貼り

次は、襖の枠に沿って、ふすま用両面テープを貼っていく。

貼り終わりは、カッターナイフでカットする。

上下から貼っていくと良いようだ。

3番目と4番目に貼る両面テープのコーナー部分は、先に貼った方の裏紙を20㎜程度剥がしてその上に重ねて貼っていく。

貼っていく。

終わったら、カッターナイフでカットする。

コーナー部分が貼れた。

反対側も同じ要領で行う。

両面テープを4カ所貼り終えたら、ローラーでしっかりと圧着する。

圧着が足りないと剥がれの原因になるので、四辺を再度しっかりと圧着する。
襖紙の柄合わせ

襖本体に両面テープを貼ったら、その上に襖紙をのせる。
本などをのせて、襖紙が動かないよう重しをすると良い。

柄がズレていないかなど確認しながら、まっすぐになるように調整していく(私は、片方をメジャーで測って襖紙がまっすぐなるようにした)。

襖紙をまっすぐ転がしていく。

端まで来たら、あとはカッターナイフで襖紙をカットする。

襖紙をカットした。

カット後。

カット後には、再度襖紙がまっすぐになっているかメジャーなどで確認しておいた方が良い。

確認。
襖紙の貼り付け

襖紙がまっすぐになったら、両面テープのはくり紙(裏紙)を①から順に一辺ずつ、はがしていく。

①のはくり紙(裏紙)をはがした。

襖紙の上から、なぜバケなどで空気を逃がしながら(中央から外側に向かって空気を抜く感じで)貼っていく。

②のはくり紙(裏紙)をはがす。

はがした。

空気を抜きながら、貼っていく。

①と②が終わった。
ので、次は③と④のはくり紙(裏紙)をはがしていく。

③のはくり紙(裏紙)をはがした。

空気を抜きながら、貼っていく。

④のはくり紙(裏紙)をはがした。

空気を抜きながら、貼っていく。

四辺とも貼り終わった。
若干空気は残るが、問題はない(後で、霧吹きするので)。
襖紙の余分な箇所をカット

襖紙が貼れたら、竹ベラなどで枠の内側にそって筋をつけていく。

筋がついたら、カッターガイドなどをあててカッターナイフでカットする。

カットする。

カットする。

カット後。

①がカットできたので、反対の②も同じ要領で行う。

②が終わった。

同じ要領で上下の③、④をカットしていく。

四辺のカットが終わったら、再度ローラーで圧着していく。

ローラーでしっかりと圧着していく。
引き手をはめる

圧着後は、引き手を取り付ける(下記で説明するが、霧吹きして➡乾燥させた後でも良いかもしれない)。
引き手の位置を確認して、カッターナイフで切り込みを入れていく。

八方に切り込みを入れた。

引き手は、ステンレス製で高級感がでるものを取り付ける。

切り込みを入れた箇所に引き手をはめ込み、上下を釘で止めよう。

引き手釘打ちと玄能を使用すれば、釘を簡単に打つことができる。
反対側も同じ要領で行う。

上下を釘で止めたら、引き手の取り付けは完了だ。
霧を吹きかける

最後に、襖を立てかけて全面に霧を吹きかける(表面からは40~50㎝離すと良いそう)。

霧を吹きかける。

全面に吹きかける。

全面に霧を吹きかけた。
裏面も同じ要領で行う。
乾けば完成

霧を吹きかけた後は、自然乾燥させる。
襖紙が乾けば、ピーンと張ってキレイになる。
シワが残っている場合には、霧吹きで再度霧を吹きかけてみるとよい。

以上で、一番簡単で綺麗にできる襖の張り替え方法(両面テープ貼り)についての解説は終了します。
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