ここでは、屋内用透明ジョイントボックスのナイスハットHタイプ(標準型)で結線作業が簡単になるについて紹介します。
屋内用透明ジョイントボックスのナイスハットHタイプ(標準型)
天井裏とかで、電気工事をしていると結線作業後に結線部分をジョイントボックスへおさめる必要があるが、
一般的なジョイントボックスだと、黒いプラスチックのベースをあらかじめ木ネジで2ヶ所止めてから、VVFなどのケーブルを黒いベースに合わせて、結線していかなくてはならないので、若干めんどくさいのだ。
さらに、適当なリフォーム店(工務店)が連れてきた電気屋(免許なし)などが、適当に工事している配線とかは、ジョイント部分はそのままなので、そこに、改めて通常のジョイントボックスを入れるとなると相当に疲れるのだ。
だがしかし、ジョイントボックスのナイスハットHタイプ(標準型)を使うと、上からケーブル類の付け根をステップルで固定後、ナイスハットを結線部分に被せるだけなので簡単なのだ。
ただ、ナイスハットHタイプ(標準型)は、屋外では使えないので注意!!
ナイスハットMタイプだと、屋外用の防雨型、防水型があるのでそちらを使ってくれ。
出典:ナイスハットMタイプ
ちなみにナイスハットHタイプの種類は2種類で、標準型と伸縮型がある。
出典:ナイスハットHタイプ
使い方
では、屋内用透明ジョイントボックスのナイスハットHタイプ(標準型)を使ってみる。
①ケーブルなどの付け根をステップルで固定(ケーブルの付け根を固定できない場合には、ナイスハット本体を固定する)。
②ケーブル加工とケーブルの結線
③ナイスハット本体をジョイント部分に被せる(逆さに設置した場合には、排水凸起を切除して、排水孔をあけてくださいとのこと)
これで、完成である。
以上で、屋内用透明ジョイントボックスのナイスハットHタイプ(標準型)で結線作業が簡単になるについての解説は終了します。